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    とてもご無沙汰しております。

    DVが増えていると知り、心配で心配で、とても久しぶりに更新致しました。

     

    私自身、鬱病が重くなったり、身体的な病が増えたりしている日々です。

    でも、逃げ場所がない家庭でひっそりと息を殺して、一日一日を何とか生き延びておられる方や。

    朝がきて、ああ、今日も一日が始まってしまったと静かに絶望を抱いてしまう方がおられるかもと思うと。

    短い文章しか載せられませんが、更新せずにいられませんでした。

     

    こんなことしかできなくて、本当に申し訳ないのですが、どうかどうか。

     

    命をお守り下さい。

    あなたご自身をお守り下さい。

     

    小池一夫さんの本、

    「だめなら逃げてみる 自分を休める225の言葉」

    (ポプラ社 2018年)

    の中に、

    あなたの自信をなくそうとする存在がいたら、今すぐに距離を置こう、

    言いなりにしたいか、潰そうとしているかだから、という意味のメッセージがあります。

     

    だから、逃げていいと思うのです。

     

    言いなりになったり、潰される必要はないです。

     

    そうしてあげなくていいです。

     

    逃げて、いいのです。

     

    逃げる時に危険を伴うことが多いので、相談機関や警察に遠慮しないで相談して、助けを求めて下さい。

     

    辛いし、怖いし、とてもしんどいとは思いますが、その時に・・・もしも子供さんがいらしたらその手をつないであげて下さい。

     

    虐待を日常的に受け続けると、大人であっても心身の力が奪われ、子育てが難しくなることが生じます。

    私も、夫の攻撃が激しい時、子供に八つ当たりしそうになったり、夫からのプレッシャーを防ぐ盾にしようとしたりしました。

     

    無理なら、今は「親」を休んでもいいのです。

    でも、命だけは、守ってあげて下さい。

     

    手をつないで・・・抱き締めて・・・抱き上げて。

    一緒に逃げてあげて下さい。

     

    「こんなに辛いのに・・・?私が助けて欲しいのに、私が守って欲しいのに?」

    そう思って、当然です。

    それだけ辛くて悲しくて、心身共に深く傷ついているのですから・・・。

     

    でも、たった数ヶ月、数年しか生きていない、子供さんです。

    まだ、数ヶ月、数年しか生きていない存在なのです。

    どうか・・・命を助けてあげて下さい。

     

    この世界から、少しでも暴力がなくなりますように・・・。

    虐待の犠牲者が、一人でも減りますように・・・。

     

    いつもいつも、祈っています。

     

    読んで下さり、ありがとうございます。

     

    くれぐれも心身お大事にして下さいね。

     

    どうかどうか。

    命をお守り下さい。

    あなたご自身をお守り下さい。

     

    ありがとうございました。

     

     

    | DV、子育て、モラルハラスメント | 14:41 | comments(7) | - |
    あけましておめでとうございます
    0

      あけましておめでとうございます(^^)

      更新にとても時間が空いてしまいました(>_<)

      申し訳ありませんでした(>_<)
       

       

      私は、現在も夫と子供と三人暮らしをしております。

      子供が成長するにつれ教育費がかさむようになり、病気が治癒することを待てず、働きに出るようになりました。

      うつ病を隠すことなく仕事を探すことは、とても難しいことでした。

      ハローワークの担当の方が色々と相談に乗って下さり、何とかかろうじて半日のパートで働くことができるようになりました。
       

       

      働きに出て、自分自身驚いたことは「認知の歪み」です(>_<)

      職場の方々が忙しく真剣な表情をしているだけで、怒っているのかなと心配になったり(>_<)

      ミスを指摘されただけで、もう終わりだ、自分は何て馬鹿で役立たずなんだと沈みこんだり(>_<)

      少し怒られただけで、申し訳なくて涙が止まらなくなったり(T_T)

      職場の方々が批判していると、自分のことじゃないかと脅えたり(T_T)
       

       

      こんなに様々なことに戸惑い、ビビり、心身が疲労をする何て・・・。

      やってみないと分からないなあ、知らなかったなあ、と思いました。

      自分の「今」を認識することができたことは、とても大切だと思います。

       

      どうしてもDVに遭う前の、病気になっていない頃の自分のつもりで働こうとすると、たくさんの衝撃を受けます(^^;)
       

      年齢やお金をもらう仕事から離れていたブランクも、もちろんありますが(^^;)

      昔のように、パッパッとこなしてシャカリキに駆け抜けるように仕事をこなすことは、難しいのです(>_<)

      ひと呼吸おいて、気持ちをきりかえたり。

      指示されたことを頭の中で復唱してから動いたり。

      多分、昔の私が、今の私を見たら・・・動きが遅くなったと感じるでしょう(^^;)

       

      働き始めて最初は、不甲斐ない自分にへこんでばかりでした(>_<)

      職場の皆さんのお荷物のようで(T_T)

      いない方がマシなんじゃないかって・・・(T_T)
       

      でも、今の私にできることを誠実に心を込めてコツコツやればいいんだと、思えるようになってきて。

      少しずつですが・・・働くことに罪悪感を感じなくなってきました(^^;)
       

       

      裏返すと、ものすごい自己顕示欲じゃないかと恥ずかしいのですが(>_<)

      私は、どうしてもまだ・・・自分の存在が迷惑をかけているのではないか、とか、自分が生きることは許されていいのか、という考えが消えないままなのです。
       

       

      夫のおとうさんが一人暮らしが難しくなり、年金でまかなえるホームを探して入居してもらいました。

      その時も大きな罪悪感と深い自責感で落ち込み、自殺希慮に囚われました。

      会う度におとうさんに、

      「離婚して息子を返してくれ。じゃないと、俺は死ぬしかない」

      と言われて、ジッと睨まれてしまいました(>_<)

      親子ですね・・・。

      そういう時の表情は、DVで怖くなった時の夫と同じお顔に見えるのです。

      また、そんなおとうさんに苛立ち怒鳴り散らす夫が、さらに私には色々思い出されて辛くて・・・。

      泣きながらケアマネジャーさんや、看護師さんに話を聴いてもらったり。

      メンタルクリニックの先生にお薬を出してもらったり。

      たくさんの方々に助けてもらい、支えて頂き、生き延びることができました(>_<)
       

       

      とても、とても・・・ありがたいと思います。

      だからこそ、罪悪感や自責感は消えないままであっても、命が続く限りは生きる選択をし続けたいです。

      恐怖にめげそうになっても、人と関わることを諦めないで生きたいです。
       

       

      三浦大知さんの歌「Darkest Before Down」に、

      「一人でも一人じゃない そこにいるのは君一人じゃない」

      という歌詞があって、初めて聴いた時、泣いてしまいました(T_T)

      昔からずっとファンだったのですが、この歌は特に大好きです(^^)
       

       

      私も。

      このブログを読んで下さっている方も。

      暴力や虐待に苦しみ、悩んでおられる方も。

      一人じゃないです。

      一人きりじゃないです。

      一人ぼっちじゃないです。

      手をつないだり、抱き締め合うことは難しいけど。

      一人じゃないです。
       

       

      あなたが生きていて下さったから、私は生き延びることができました。

      一人じゃないって、感じられたから。
       

      ありがとうございます。

      心から、ありがとうございます。
       

       

      どうか、皆様にとって幸せなことの多い一年となりますように(^^)

      心よりお祈り申し上げます(*^_^*)

      読んで下さり、ありがとうございました(*^_^*)

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

      | DV、モラルハラスメント | 16:02 | comments(44) | trackbacks(0) |
      12月も終わります
      0

        もう12月も後半となり、今年もあとわずかになりました。

        無事に一年が過ぎようとしていることを嬉しいと感じられる・・・・。

        そのことが、とてもありがたいことだなあと思います(>_<)

         

        それでも一年に数回。

        まだ頑張らなくてはいけないのか・・・。

        まだ、生きなくてはならないのか・・・。

        もういいよ、と、

        もう、楽になっていいのだよ、と。

        自分で自分に囁きたくなることがありました(*_*)

         

        それでも生きることを選択できたことは、とてもありがたく尊いことだと思います(>_<)

         

        新しい一年が皆様にとって、優しい光に満ちあふれた、幸せな年でありますよう・・・心からお祈りいたします\(^o^)/

         

        いつもいつもありがとうございます(^o^)

        どうかどうか、くれぐれもご自愛下さい(^-^)

        どうもありがとうございましたm(_ _)m

         

        よいお年を・・・(*^_^*)

        | 感謝!! | 23:42 | comments(25) | trackbacks(0) |
        布団をドンッと叩いただけなのに・・・?
        0

          ようやく風に秋の気配が感じられるようになりましたが、まだまだ暑い日が続いていますね(^-^;)。

          皆様、くれぐれもご自愛下さいね(^-^)。

           

          子供の夏休み最後の週末。

          私の実家に小学生の姪や甥が集まり、お泊まり会をすることになりました。

          我が家の子供も喜んで参加し、ドキドキワクワクの一泊二日。

           

          子供がいない夫婦だけのアパートの夜は、ものすごく久しぶりでした。

          夫は、日中子供達の相手をしてくれた疲れが出たのか、バタンキューと爆睡(^_^;。

          私は、日中の賑やかさにあてられたのか、夫と二人という状態に緊張もあったのか・・・中々眠れませんでした(*_*;。

          過去に辛いことがよく起こったのは、子供が生まれる前や子供が眠っている時が多かったからです。

          いつもの薬だけでなく、不安が強まった時用に処方された薬も飲んで眠りました。

           

          翌朝、起き上がろうとしたのですが、身体がとてつもなく重く・・・起きられません(>_<)。

          ああ、うつらうつらしたのが真夜中過ぎだったしなあ・・・と、自分の寝付きの悪さを反省しつつ、眠る夫に声を掛けました。

          「・・・おはよう、ごめんなさい、起きるの、ちょっと辛くて・・・朝ご飯お願いして、いい?」

           

           

          次の瞬間。

           

          「ドンッ!!」

           

          彼が、敷き布団を拳で叩きました。

           

           

          心臓が、止まるかと思いました(゜◇゜)。

          布団ごしに揺れて響いた衝撃が。

          耳に刺さるように届いた音が。

          頬を張り倒されたように、感じました(゜◇゜)。

           

          ああ・・・怒られた。

          怒らせてしまった。

           

          私が睡眠不足で具合が悪いくらいで、起きようとしなかったから。

          朝ご飯をずうずうしく、頼んでしまったから。

           

          怖い。

          怖い。

           

          起きないと。

          朝ご飯を作らないと。

           

          大変なことが起きてしまう。

           

          また怖いことが起きて、私が壊れる。

           

          私が私でなくなる。

           

          おかしくなる。

          何もできなくなる。

          死を引き寄せてしまう。

          怖い。

          怖い。

          起きて、ちゃんと、しない、と。

          ちゃんと、やらない、と・・・!

           

          私は、起きて朝ご飯を作り。

          それから夫に、もう一度震えながら、声を掛けました。

           

           

          眠りから覚醒し意識のはっきりした彼は、言いました。

          「眠くて寝ぼけて起きようとして力が入り、弾みで無意識でつい、手が動いただけで。

          覚えてないし、怒ってもいないし、DVをしようなんて全く考えてなかったし。

          全然そんなつもりじゃなかったんだってば・・・!!

          怖い思いさせたのは悪かったけど・・・覚えていないし」

           

          ああ、彼の言う通り。

          彼の言動に動揺し、過剰反応をしてしまう私が悪いのでしょう(T^T)。

           

          でも。

          望んでしまうのです。

          夢見てしまうのです。

           

          「そういう反応をしてしまうのは、俺が過去にしてきたことのせいだもんな。本当にごめん」(>_<)ヽ、とか。

          「自分を責めなくいいよ。配慮が足らなくてごめんね」(^o^;、とか。

          「パッと起きられなくて、寝ぼけて怯えさせて、ごめんなさい。本当に怒ってないから、安心して」ヽ(^.^;、とか。

          「朝ご飯、ありがとう。後はやるから、休んでな。怖い思いさせて、悪かった」(^^ゞ、みたいな。

           

          こんな風に、こちらの傷みや思いに共感してくれる、せめて理解しようとしてくれる、寄り添おうとしてくれる。

          そういう態度や気持ち、言動を欲してしまうのです(。>ω<。)。

          好きな相手、好きだった相手だからこそ、期待せずにはいられないのです。

          自分が選んだ人だから、自分を選んでくれた人だから、ひどい人だと思いたくないし、辛い思いをさせられたくないのです。

          ひどい人だと知ってしまったら、その人を好きになった自分をも、嫌いになってしまうから・・・(T^T)。

           

          一週間あまり、私の落ち込みはひどくなりました。

          子供のご飯やお風呂など寝るまでのことは何とか肉体を動かし、子供が寝た後泣いたり、倒れるように寝入ったりしていました。

           

          夫の一挙一動に振り回される自分が嫌でした(;_;)。

          いつまでも過去に支配される自分が情けなく、悔しいと思いました(/_;)。

          夫に対しても、わざとじゃなくてもやめて欲しいし、気をつけて欲しいと、苛立ちを感じました(>.<)。

          でも段々、

          (あれくらいでこんなに辛くなるくらい、まだしんどいんだなあ、私)

          (それだけ色々傷ついて、それでも頑張って生きているんだ・・・私)

          自分のことを思いやれる気持ちが、ジワリジワリと出てくるようになりました。

           

          夫にも、

          「過剰反応してしまうことは申し訳ないし、寝ぼけて叩いたことは仕方ないと思うけど。

          大きな音をたてられるのは辛くなるから、気をつけてもらえますか?ご協力お願いします」

          と、伝えることができました。

           

          こういう思いをしたり、感じたり・・・私だけではないと思います。

          誰もが傷ついて、それでも懸命に生きておられる・・・。

          同じ空の下、震えながら、涙を流しながら、それでも・・・生きようとされている。

          だから、私は、こうして息をしていられるのだと思います( ノω-、)。

          一人じゃない・・・。

          私は、私を諦めなくてもいい。

          もう駄目だ、無理、という時。

          空を見て、思い出します。

          いつもいつも・・・皆様・・・ありがとうございますヽ(;▽;)ノ。

           

          読んで下さり、どうもありがとうございましたm(_ _)m。

          まだまだ気候が不安定な日々が続きそうですので、くれぐれもお身体お気をつけて下さいね(๑'ᴗ'๑)。

          どうもありがとうございました(^o^)/~~~。

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

          | モラルハラスメント、夫婦関係 | 09:18 | comments(12) | trackbacks(0) |
          「嫁」とは・・・?
          0

            夫の実父、私には義父にあたる「おとうさん」は、ひとり暮らしです。

            要介護1で、鬱病とパーキンソン病の薬をのんでいて。

            数ヶ月前、玄関で転んで腰を圧迫骨折してしまいました。

            週2回ヘルパーさんが、食事作りと簡単な掃除をしてくれていましたが。

            最近薬の飲みわすれが増えている、食事を残す、自動車のキズが増えている・・・など報告が届くようになり。

            ケアマネジャーさんからは、デイケアに全く行けなくなっていると言われ。

            週末に必ず様子を見に行くようにしていました。(^_^

             

            食事を手作りしても、嫌いなおかずや野菜には一切手を付けないので、おとうさんの好むものを作りましたが。

            温めてどうぞと差し出されなければ、食べようとせず。

            飲み物も注いでどうぞ、お菓子も袋を開けてどうぞ、でなければ口に入れようとしませんでした。

            保温を何日もしすぎて炊飯器を危うく焦がすところだったので、ご飯はまとめてたいて、一食分ずつラップに包んで冷凍することにしました。

            しかし、おかずを作り置きしても。

            ご飯を冷凍にして用意しても。

            お弁当を配達してもらうようにしても。

            飲む点滴と言われる栄養ドリンクを好み、好きなものだけをつまむという食生活は変わらないようでした。(^_^;

             

            缶やペットボトルは飲み残しをそのままに捨てるので、夏場は小バエが飛び交い、黒カビがビッシリつきます。

            冷蔵庫は食べ残しのおかずや野菜がたまり、読まれないままの新聞がテーブルに積まれています。

            床には色々なものが落ちていて、テーブルの下は特に様々なもののたまり場です。

            お風呂にも入らず、着替えも嫌がります。(・・;)

             

            圧迫骨折を診断して下さった病院の先生が、1ヶ月のリハビリ入院を提案してくださいましたが、おとうさんは絶対入院は嫌だと逃げ出してしまいました。

            おとうさんを説得する夫が声を荒げ、おとうさんは嫌だ嫌だと騒ぎ・・・。

            気付いたら、私は泣いていました。

            怒鳴り声も、わめき声も辛く・・・。

            それまでの週末のスケジュールのやりくり(学校行事や子供の都合、夫の仕事の状況、自分の家の家事炊事との両立)の心身の疲れが、一気にあふれ出たのかもしれません。(*_*;

             

            その後1週間は、涙が止まらない、寝られない、人が怖い、死にたいという思いに囚われて、辛かったです。

            ひたすら、

            「負けるな、私。思いとどまれ、私。」

            と、念じていました。

            その時に風邪がひどくなり、未だに治らず困っていますが・・・。

            こうして書くことができるようになってきて、少しホッとしています。(´`:)

             

            おとうさんは、ケアマネジャーさんに相談して、訪問リハビリをお願いすることになりました。

            おとうさんには、

            「俺のことは、放っておいてくれ」

            と言われましたが、そういうわけにはいかないので・・・。

            出来ることはしておきたい、という気持ちは消えないのです。

            これは、大家族の中で育ったお姉ちゃん気質なのか、役に立つことでDV被害で低くなった自己肯定感を上げたいからなのか。

            1番大きいのは、「嫁」を意識しているからだと思います。

            やれるだけのことをやっておけば、「嫁のくせに」と批判されて傷ついても、(私なりに頑張った)と思うことができます。

            世間の言う、世間の望む「嫁」と、自分の生き方、在り方をどう譲り合い、自他共に納得させるかが、日本の女性には未だ難しいテーマの一つな気がします。(^-^;)

             

            おとうさんがリハビリ入院を勧められた時。

            先生は、夫や私に一言も、

            「同居しないとひとり暮らしは無理だよ」

            「毎日リハビリに連れてきてあげて」

            と、言われませんでした。

            そのことが、とても有り難がったです。(>_<)

            「好きなようにやって、楽して暮らしてちゃ、このままじゃ寝たきりになっちゃうよ。痛くてもリハビリ頑張って、息子さん夫婦を困らせないようにしてあげようよ」

            と、言って下さり、泣きそうになりました。

            でも、おとうさんは、

            「それは分かってる。でも、嫌なものは嫌。できんものは、できん」

            と、言われました。

            ああ、おとうさんも苦しんだり困ったり、心痛めておられるんだ・・・と、思いました。

            自分は自分を変えられるけど、人はその人自身が変わろうと気付いて努力しないと無理なのだと、おとうさんに改めて教えられました。

             

            どうか、皆様、くれぐれもお身体大切にして下さいね。(*^-^*)

            読んで下さり、ありがとうございました。(*^_^*)

            いつもありがとうございます。(*'▽'*)

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

            | 夫婦とは?DV、モラルハラスメントの隠れ場所 | 15:23 | comments(0) | trackbacks(0) |
            キラーストレス
            0

              更新が、とても遅れてしまい申し訳ありませんでした(>_<)。

              10年間使い続けたパソコンの調子が悪くなり、長文が打てなくなってしまいました。

              私自身も風邪をこじらせて、体調が戻らず・・・。

              でもようやく文章が書けそうな状態になりましたので、少しずつですが、書いていきたいと思います(^-^)。

               

              少し前、NHKのストレスについて特集した番組を見ました。

              命を奪うほどのストレスを「キラーストレス」というそうです。

              人間が、強い恐怖や深い悲しみなどを感じた時、心身を緊急警戒態勢にすることは、原始の時代からの自然な力なのですが。

              そのストレスがあまりにも強過ぎたり、繰り返されると、ずっと緊急警戒態勢のままになり、心身によくない状態を招きかねないそうです(+_+)。

              強烈なストレスを感じると、脳から緊急警戒態勢に入るよう、全身に命令が下されます。

              血管は緊張して細く硬くなり、血圧を上げます。

              心臓に血液をたくさん送ってすぐに動き出せるようにしようとします。

              その結果、動悸が激しくなり、息苦しさを感じます。

              体調が辛くなるので、ますますストレスが強くなります。

              どんどん不安も大きくなります。

              全身に、負担が広がっていきます。

              あまりの広がりに免疫機能が追いつかず、免疫力も弱まります。

              夜も眠れなくなります。

              眠ったら危険だと命令されてしまうからです。

              睡眠が取れないと体が休まりませんから、ますます免疫力は弱まります。

              不安も緊張も強まります。

              こういうことが繰り返される結果寿命を縮めかねない、そういうストレスを「キラーストレス」というそうです(x_x)。

               

              虐待行為は、キラーストレスそのものと感じます。

               

              番組では、辛かったら遠慮なく、心療内科、精神科にかかること。

              医師と相談しながら、「自分が楽しいことリスト」をつくったり、「マインドフルネス」という宗教性を外した瞑想をすることを紹介していました。

              深く深呼吸するだけでも、落ち着くことがあるそうです。

               

              私の経験ですが、襲いかかるよみがえる恐怖の記憶には、

              「これは過去のこと。今は関係ない」

              と、言葉に出して、何とか涙や震えを止めることができたこともありました。

               

              ストレスは、在ることが当たり前だそうです。

              適度なストレスは、人を成長させてくれるそうです。

               

              でも。

               

              人の命を脅かすストレス。

               

              そんなストレスを人に与えること。

              自分は与えていい、与えることを許された特権が在る。

              そういう考えは、「当然」ではないし、間違っていると思います。

               

              私も「キラーストレス」に負けないよう、一日一日を大切に生きていきたいです。

              どうか皆様。 頑張ってキラーストレスと闘い、今も闘い続けておられるご自身を・・・いっぱい褒めて抱き締めて差し上げて下さいね(*^-^*)。

               

              読んで下さりありがとうございました(^-^)。

              毎日暑い日が続いておりますから、くれぐれもご自愛下さいね(*'▽'*)。

              ありがとうございました(*^_^*)。

              | DV、モラルハラスメント | 21:00 | comments(4) | trackbacks(0) |
              女性であること
              0
                バタバタとしている間に、年末年始も過ぎ、もう2月になりました
                遅くなりましたが、今年もよろしくお願い申し上げます

                私は、年始早々風邪を引き、1ヶ月くらいゲホゲホしておりました
                熱はそんなに高くならなかったのですが、喉の痛みと声が枯れて出なくなったこと、食欲が落ちたことが、少々しんどかったです
                年齢と免疫低下の身体のため、風邪を引くと長引いてしまいヤレヤレです。
                インフルエンザが流行しているそうですので、皆様もくれぐれもお身体お気をつけて下さいねてれちゃう

                先週、子供の付き添いで公共施設に行ったのですが、そこである案内が目に留まりました。
                ヨガのレッスンで、月経の出血を自分でコントロールできるようになるというものでした。
                ヨガなら何でもいいのではなく、月経コントロールのためのヨガの資格がある方でなければ、教えられない内容だそうです。
                排尿時に出血を一緒に行えるのでナプキンが不要になる・・・ええ?そんなことが可能に?生理痛も軽減される?と、しばらく見入っておりました。
                残念ながらレッスン会場が遠方だったので諦めたのですが、近場なら申し込んでいたと思います

                それで、ふと、思い出しました。
                生理痛は、確かに痛いです。
                年若い頃は、ガラスの破片がお腹の中で刺さりまくっているかのような痛みがあり、ご飯も喉に通らない時もありました。
                段々痛みの度合いは、少しずつ和らいでいきましたが、独特のあの痛みは辛いことに変わりはありませんでした。
                その度に、鎮痛剤のお世話になりました。
                しかし、一度だけ、生理痛に感謝したことがあります。
                出産の時です。
                陣痛が、生理痛と通じるものがあり、生理痛を経験していたからこそ、あの時、私は何とか冷静さを失わずにいられたと思います。

                しかし、そう考えると・・・女性という生き物は、生まれてからずっと、「子を成す」ということを意識させられる存在なのですね。
                それを幸せとか、喜びに感じる方もおられるでしょう。
                また、そういう風に思いなさいという方も。
                しかし。
                望まない。
                もしくは、理由があって、叶わない。
                事情があり、その行為ができない。
                それなのに、「子を成す」というプログラムを課せられた身体は、どうして、そのプログラムを動かし続けるのか。
                もしくは、そのプログラムが有る無しに関わらず、苦しみ、悩み、辛い思いをさせられることが生じるのか。
                私は一人子供がおりますが、一人っ子と知ると、
                「兄弟がいないのはかわいそうだから、早くもう一人生まないと」
                と言われることがあります。
                一番言われてショックだったのは、
                「その子が死んだら、あなた生きていけないよ?死んでもいいように、何人か生んでおかないと」
                と、言われた時でした。
                それぞれの状況や環境で、第三者の方の発言やふるまいに傷ついておられる方は、少なくないと思います。

                出産後、孤独や不安が高まるのは、脳がそういう命令を出して、周囲に頼らざるを得ないよう誘導するプログラムを発動させる。
                産後少しのストレスに過敏に反応するのも、子を守るための本能を研ぎ澄ますために、脳が命令を出すプログラムが在ることが、最近の研究で分かってきたそうです。

                このプログラムは、700万年前から、変わらないそうです。
                700万年も歴史があるのか・・・と思うと、悔しいですが、このプログラムと闘って破壊することよりも、私はこういう生き方をしたいから、あなたも少しずつ合わせていってくれませんか?と、プログラムを変化させていく選択をした方が、いいのかも知れないと思うのです。
                また、人間の脳がそういう風に出来ていて、人類は歴史を作ってきたのだなあと思うと、私という「命」は、700万年前から、続いているのだという証でもあります。
                それは、すごいことだと思うのです。

                芸能人の方の出産場面をテレビで放映された時。
                子供のことで悩む方々への配慮が足りないという声が上がったり、そのことに対して言いがかりという声も上がったり、色々な意見が出されたことがありました。
                脳の奥底にプログラミングされ、自分が700万年前から何を課せられてきたか、月経がくれば、つきつけられる。
                また、何らかの事情で月経がなくなっている状態でも、脳の中のプログラミングが消去されるわけではありませんから、きっと、プログラムの課題との葛藤は続いていると思うのです。

                そういう方々が、辛い、苦しいという自由。
                そういう方々に、寄り添おうという気持ち。
                そういうことは、許容できる社会でありたい、あって欲しいと思うのです。
                もちろん、反対意見を述べる自由や、放映する側の自由もあります。
                それが許される社会でなければ、一つの意見だけが支配する怖ろしい社会になる可能性もあるのですから、色々な自由があっていいのだと思います。
                私自身、自分に遭ったことの範囲でしか、理解することは難しいです。
                でも、理解できないからと、切り離したり、突き放したり、否定するのではなく、少しでも想像力を働かせて、こういうことがあってこういう風に言われているのかも知れない・・・と、できるようになりたいなあと思うのですぴかぴか

                DV被害に遭った方が、怖い、苦しい、辛い、痛い。
                そう訴えられた時。
                色々な受け止め方が、あります。

                私の場合は、
                「女のクセに、出しゃばったんでしょ」
                「上手にたててあげないから、妻のくせに」
                「嫁が前に出て大きな顔したら、怒鳴りたくもなるよ」
                とか、
                 「男の人は、そういうモノだから」
                 「許して、優しくしてあげればいいの」
                 「みんな我慢していることだよ」

                とか、
                「嫌なら、放っておけばいいのに」
                「自立できていないから、つけ入れられるんじゃないの?」
                 「弱いなあ、もっと強くなりな」
                とか、でした。
                また、
                 「やり返せば、済むことじゃない。どうして、ボコボコにしないの?私なら、三倍返しにしてやる」 という意見もありました。

                言われた当時は、とても傷ついて、苦しくて辛くて悲しくて、時にものすごい怒りを感じて・・・でもやっぱり悲しくて・・・。
                落ち込み、自分を責めるばかりの日々が続きました。
                それでも、病院に通うことで薬や医師に助けてもらえ、有料であっても専門のカウンセリングを受けることで気持ちを受け止めてもらえる居場所が在ったこと、ごくわずかでしたが味方でい続けてくれた家族や友人がいてくれたことで、生き残ることができました。
                本当に、奇跡的なことだったと、振り返って思います。

                でも、それだけじゃないのです。
                ブログを通して、皆様に、本当に勇気づけられ、助けられました
                ハート
                本当に、本当に、ありがとうございました
                「書く」という行為も、自分を快復させるためには良かったかも知れません。
                日記などに綴ることでも、良かったかも知れません。
                でも、ブログを読んで下さり、
                 「ああ、分かるよ」
                「そうそう、そうなんだよね」
                と、共感して下さることが、どんなに救いだったか・・・
                ポッ
                ありがとうございましたポッ

                そして、今になって、気付くのです。
                色々な意見を言われた方々も、中には親切で言っていて、私を傷つけるつもりはなかった方もおられたのだろう、と
                対等な立場の関係であれば、もっともな助言なのです。
                ただ、DVが生じる場合は、上下関係であり、特権意識を持った側からの一方的な決め付けによる暴力と虐待なので、そういう経験がない方々には理解が難しいのだと思います。
                また中には、そういう関係を理解したくない、目をそらしたい、ないものと思いたい・・・という、事情を抱えた方々もおられます。
                暴力の被害に遭った方や、虐待されたことに気付いていない方が、避けたいという本能が動くことはあるそうです。
                それぞれ抱えた事情や、その方々の許容範囲や想像力、男女観の相違など、色々なことがあったのだと・・・ 今は、思うことが出来るようになりました。
                5年くらいかかり、ようやくここまで、思うことができるようになりました。

                でもまだ、男性が怖いです。
                子供の担任の先生ですら、個人懇談で教室で二人きりになるのに緊張して疲れます。
                電車で隣の席に男性が座ると、身体がこわばります。
                怒鳴り声や感情的な話し方には、とても緊張して、心身が硬直しそうになります。
                少しきつい口調で叱られると、小学生の甥っ子でも、涙が出てしまいます。
                そんな時、とても恥ずかしいです

                女性でも、怒鳴ったり叫んだり、きつい言い方をされる方には、とても緊張します。
                自分が叱られる対象になってしまった時は、人前でも涙ぐみそうになります。
                普段は、冷静な自分でいられるのに。
                パニックになると、取り乱した状態になるので、とてもそれが怖いです。
                そうなって、人に迷惑をかけるのも、敬遠されるのも、嫌われるのも、怖いです

                お医者さんは、
                「ようやくここまで快復してきているのだから、焦らずに。よく頑張ってますよ」
                と、励ましてくれますが、いつまでこうなのかなあ・・・と考えると、物凄く重たい気持ちになることがあります。

                でも、700万年前から続いている、「命」ですクローバー
                できるだけ、大切にしていきたいと思います。
                皆様も、大切な命です。
                どうかどうか、ご自分を大切に大切になさって下さいね。
                長くなってしまい、申し訳ありません
                読んで下さり、どうもありがとうございましたハート
                どうか、皆様、くれぐれも心身お大事にして下さいねきらきら
                ありがとうございます虹
                | DV、モラルハラスメント、二次被害 | 12:03 | comments(12) | trackbacks(0) |
                潜在意識に語りかけること
                0
                  評価:
                  レイフ クリスチャンソン
                  岩崎書店
                  ¥ 972
                  (1999-03-17)
                  コメント:「女の子だから」「男の子だから」生まれて一度は言われる言葉です。「女のくせに」「男のくせに」「女なんだから」「男なんだから」そんな言葉を表紙の女の子のように、軽々と飛び越えらるような気持ちにさせてくれる本でした。

                  評価:
                  C・ジェームス・ジェンセン
                  サンマーク出版
                  ¥ 1,836
                  (2015-02-10)
                  コメント:自分へのダメだしが少なくなった、きっかけをくれた一冊です。それだけでも、読んでよかったなあと思います。

                  2015年から、2016年になろうとしています
                  ああ、今年も無事に生きて、新年を迎えられそうだなあと、ありがたく思います
                  少しずつしか更新できないブログですのに、読んで下さりどうもありがとうございます
                  どうか、皆様にとって、新しい一年が良い一年でありますように・・・
                  心からお祈り申し上げます

                  数ヶ月前、潜在意識についての本を読みました
                  その中で、なるほど!と、思ったことがあります。

                  無意識に、頭の中で会話というか、言葉を繰り返してしまうことがあります。

                  例えば、トラウマが起きそうな場面に出くわした時、
                  「ああ、また、怖くて涙が止まらなくなるんだろうなあ」
                  とか、
                  「どうせ、また、私は取り乱して、みんなに迷惑かけて嫌がられるんだろうなあ」
                  とか、
                  「最悪、アイツって、顔しかめられるんだろうなあ」
                  と、自分の頭の中で呟いたり

                  何か新しいことを始めようとしても、
                  「どうせ、失敗するんだろうなあ」
                  とか、
                  「うまくいきかけても、また、自信なくすようなことが起きるんだろうなあ」
                  とか、
                  「体調崩して、やっぱりダメじゃん、私って、へこむんだろうなあ」
                  と、自分にダメ出ししたり、することが多くありました

                  自分が「思う」ことは、潜在意識がきちんと聴いていて、
                  「そうか、そうか、そういう風に思い、考えているんだから、そういう風にしなくちゃいけないんだな」
                  と、入力されて、そのようになるように、心身がコントロールされていくそうです

                  だから、潜在意識には、いい言葉がけをした方が、人生楽しくなりますよ、人生お得ですよ・・・と、いうことでした。

                  例えば、
                  「私は、無条件に私自身を愛しています」
                  「私は、私を否定して傷つけたり、破壊しようと攻撃したりしません」
                  と、寝る前に心の中で思うだけで、段々自分へのダメ出しが減りました。
                  鬱病や不安症がある私には、とてもありがたいきっかけになりました

                  少しずつでも、一歩一歩でも、明るい未来を生きたいと思います。

                  どうか、皆様、くれぐれも心身お大事にして下さいね
                  来年が、今年よりも暴力の少ない一年となりますように
                  皆様、良いお年をお迎え下さい
                  どうもありがとうございました

                  | DVに負けないもの、モラルハラスメント | 13:19 | comments(70) | trackbacks(0) |
                  「さがしています」を読んで
                  0
                    評価:
                    アーサー・ビナード
                    童心社
                    ¥ 1,404
                    (2012-07-20)
                    コメント:戦争は、怖くて悲しくて、辛いもの。核兵器による犠牲は、もう二度と出してはいけない。色々な「モノ」が、静かに伝えてくれる絵本です。健気に、今も探し続けているであろう・・・たくさんの品々。彼らのさがしものを見つけられるのは、私達一人一人の努力と覚悟にかかっているのだと、感じました。

                    ブログが更新できない日が続き、申し訳ありませんでした
                    私が体調管理に精一杯でうっかりしている間に、夏が過ぎ、秋めいてしまいました
                    一日の気温差が激しい時季ですので、皆様、お身体くれぐれもお気をつけて下さいね

                    今年の夏も、暑かったですね
                    昔話になってしまいますが、私が子供の頃は猛暑日は夏休みの三日間くらいで済みました。
                    それが今は、猛暑日でない日が夏休みの数日間だけとは

                    「さがしています」(作 アーサー・ビナード、写真 岡倉禎志、株式会社童心社、2012年)
                    を読みました
                    子供が通っているアートセラピーの先生が勧めて下さった、絵本です

                    1945年8月6日午前8時15分。
                    広島に落とされた原爆で、犠牲になった方々の遺品が、語る物語です。

                    ピカッ!と閃光が貫き、その後、物凄い爆音と爆風によるドンッ!という衝撃が、広島を襲いました。
                    その「ピカドン」により、運命を大きく変えられた「モノ」14品が、静かに、本当に静かに、語ります。
                    写真から伝わること。
                    文章から伝わること。
                    そして、そのもっと奥の方から、伝わること。

                    持ち主を「ピカドン」で失ってしまった「モノ」は、健気にも待ち続けて、「さがしています」。
                    もう一度、使ってくれる、声を掛けてくれる、戻ってきてくれる相手を。
                    持ち主を「ピカドン」で奪われてしまった「モノ」は、静かに悲しみや怒りを押し殺し、「さがしています」。
                    どうしたら、救うことができたのか、守ることができたのか、その方法を。
                    自分の役割、生きがいを「ピカドン」で消されてしまった「モノ」は、ただただ呟き、「さがしています」。
                    果たしたかった、自分の使命を、夢を、安らぎを、叶わぬ思いを。
                    自分の役割、生きがいを「ピカドン」で破壊されてしまった「モノ」は、ただただ思考し、「さがしています」。
                    どうすれば、「ピカドン」をこの世界から、なくすことができるのか。
                    「ピカドン」に苦しまされる、悲しまされる、人やモノがなくなるのか。


                    彼らは、今も、「さがしています」。

                    戦争が起きるって、こういうことなんだなあ・・・と、思います
                    こういう理不尽で、容赦のない暴力が肯定されてしまうのが、戦争なのだと、思います。
                    だからこそ、戦争は、始めてはいけないのです
                    戦争を回避するために、外交力を高めること。
                    武力に頼らない国力を強めること(食糧自給率を上げる、温暖化など環境政策を真剣に討論する、次世代のための政策をガンガンすすめる、など)が、大切なのだと思います。

                    夫が、暴力をやめない時。
                    何度も、同じように暴力をやり返してやろうか?と、思いました
                    武器を持って、殴り返してやろうか?とも、思いました

                    彼が、無視するなら、私も無視して。
                    彼が、暴言を吐くなら、私も暴言ぶちかまして。
                    彼が、大声で威嚇するなら、私も大声で怒鳴り散らして。
                    彼が、殴るぞッて、拳を振り上げるなら、私も少林寺憲法の回し蹴りくらわすぞッて構えて。
                    彼が、手に何か持ったならば、私も両手に色々持って投げようとして・・・と、考えて。

                    考えて。

                    想像して・・・。

                    やめました。

                    暴力にさんざん苦しめられた自分自身が、暴力をふるうことが嫌だったのです。
                    暴力を受けることの辛さ、悲しみ。
                    その痛みを知ってしまったから、暴力を振るうことの恐怖を感じてしまいました。
                    自分が、夫に同じ思いをさせることを、とても怖いと感じました

                    暴力に、暴力で対抗しない。
                    そう決めると、他の方法を必死に探します。
                    必死に探して、学んで、人にもたくさん助けてもらって、時には距離を置いて離れて、再び交渉を再開して。
                    何とか、まだやっています
                    でも、これは、私のやり方であって、DV被害に遭われた方は、本当は頑張らなくていいのだと思います。
                    頑張らなくてはいけないのは、DV加害者です
                    本当は、そうなのです。
                    DV被害者が頑張らなくていい社会になることを・・・いつもいつも願っています
                    そして、その方法を・・・さがしています。

                    どうか、皆様
                    くれぐれも心身お大事にして下さいね
                    一人一人が、かけがえのない、命です
                    どうか、ご自分の幸せ、安らぎをさがして下さい
                    読んで下さり、ありがとうございました
                    くれぐれもお身体お気をつけて下さいませ












                     

                    | DV加害者、DV被害者、モラルハラスメント | 10:25 | comments(6) | trackbacks(0) |
                    「不安支配型」という、言葉にあいました
                    0
                      評価:
                      エレイン・N・アーロン
                      1万年堂出版
                      ¥ 1,944
                      (2015-02-21)
                      コメント:子育ての講演会で知って、即買いしてしまいました。我が子に当てはまると感じたからです。子育ての方針に迷いが出ていましたが、今のままでいいんだと、励まされた気持ちがしました。

                      更新に、ものすごい日にちが空いてしまいました・・・
                      私の住んでいる地域では、桜が散り、若葉がモコモコし始めております。
                      まだ風が冷たい日がありますが、初夏は、もうすぐな気配です。
                      皆様は、お身体の具合は、いかがですか?

                      今まで、丸々数ヶ月。
                      37度台の熱が、ずっと続き、辛い日々を過ごしておりました
                      夜から朝にかけて、37度になり。
                      昼間は、下がる。
                      これが、1週間ごとに続いていたのが、2週間ぶっ通しで続くようになると、ご飯も美味しく食べられなくなり。
                      ヘロヘロになっておりました。
                      お医者さんは、
                      「次から次へと、色々な風邪をうつされて、ひいているんだねえ」
                      と、苦笑い。
                      最近、ようやく食欲が戻ってきたところです

                      ジャンケンで負けたとはいえ、引き受けたPTAの学年代表のお仕事(ボランティアとはいえ、私には立派なお仕事でした。誰かのお役に立てるかと思うと嬉しくて)。
                      交通安全見守り、防犯パトロール、挨拶運動、廃品回収、親子掃除、夏休みプール当番、町内見回り、バザー、加えて月二回の会議(夜開かれること、多し)。
                      会議は、子供がお父さんとの留守番を怖がる時は、子連れで出席しておりました。
                      何とか、皆さんの優しいご理解とご協力のおかげで、順調にいっていたのですが・・・・。
                      冬に入り、熱が下がらなくなると、力尽きてしまい・・・・
                      最後の行事、親子ゲームの日は、お休みしてしまいました。
                      そのため、色々とご迷惑やお手数をかけることになってしまい、ものすごく落ち込みました
                      「やっぱり私って、ダメなんだ・・・」
                      「結局、みんなの足を引っ張ったり、不快な気持ちにさせてしまうんだ・・・」
                      「頑張っても、トラブルメーカーにしか、ならないんだ・・・・」
                      と、ズン、ズン、ズン・・・・と、沈んでいたのですが

                      ありがたいですね。

                      一緒にお仕事していた方々から、続々、ありがたいお言葉が届いたのです。
                      美味しいお菓子や、お茶を添えて下さる方や。
                      可愛い便箋でお手紙を下さる方も。

                      とても、とても、嬉しかったです
                      ありがたかったです

                      私の方が、ありがとうございます!!なのに、
                      「ありがとうございました、一年間!」
                      と、伝えて下さるのです

                      私は、こういう時、
                      「頑張ってきて、良かった」
                      では、なく。
                      「ああ、生きていることを許された」
                      と、感じ、胸が熱くなります。
                      本当に、この世界は、色々な方々がいらっしゃいますが。
                      優しい方は、たくさんたくさん、いらっしゃるのだと思います。
                      本当に、ありがたかったです

                      このブログを始めてからも、何度も、そう感じます
                      読んで下さる方、コメントを下さる方・・・。
                      優しい方々に囲まれて、本当にありがたく思います
                      ありがとうございます

                      いつか、
                      「生きることを許されているんだ」
                      ではなく、
                      「生きていて、良かった」
                      と、思うことが出来る日がくるよう、毎日を大切にしていきたいと思います。

                      最近読んだ、子育ての本

                      「ひといちばい敏感な子 子どもたちは、パレットに並んだ絵の具のように、さまざまな個性を持っている」(エレイン・N・アーロン著、明橋大二訳、1万年堂出版、2015年)

                      は、私には、とても参考になりました。

                      我家の子供の場合に当てはまる部分が多く、正に、「我家あるある」
                      新しいことに挑戦したい気はあっても、最初の一歩が不安で不安で、中々踏み出せないとか。
                      その不安な様子が、ちょっと大げさじゃない?っていうくらいのビビリ状態な時も多々ある、とか。
                      本来は飲み込みは早いけど、緊張を強いられるような威圧的、抑圧的な雰囲気の中に放り込まれると、ガチガチになってしまい、何も頭に入らなくなり、パニックになりかける、とか。
                      自分が怒られていないのに、他の子が怒られると、それだけで辛くなる、とか。
                      宿題の問題を間違えたとか、忘れ物を一つしたとか、え?そんなことで?レベルで、「もう、自分はダメだ、どうしようもないんだ、ダメダメな子だ!」と、落ち込むこと、とか。
                      にぎやかな所へ遊びに行ったり、人と会うと、嬉しくて楽しそうなんだけど、その後、ものすごく疲れているらしい、とか。
                      学校がある日は、下校するとグッタリで、友達と遊ぶ元気もない、とか。

                      知的好奇心とサービス精神旺盛の思いやり深い子だから、そうなのかなあ?とも、思っていましたが、もともと生まれつき色々な情報を受信するアンテナがたくさんあって、色々受け止めて、心身が感じやすいから、何倍も不安が大きくなるし、喜怒哀楽も激しくなるし、疲労もたまるんだ・・・・と、思いました。

                      加えて、DVが存在していたのですから、ますますアンテナは強化されていったのでしょう

                      私は、DVによって、病気と共に、アンテナがどんどん出来て巨大化されていきましたが
                      子供は、もともと生まれ持っていたアンテナが、DVによって、ますます増えていったのかも知れません

                      この本の中で、興味深い言葉が出てきました。

                      「不安支配型」。

                      親から、ムラのある愛情表現を受け続けた時に、形成されやすいタイプだそうです。
                      あの時は、こうしてくれたけど、今度は、こうしてくれなかった・・・ような。
                      嫌われて捨てられることに、とても不安を感じるタイプだそうです。
                      その結果、親しい人間関係で、問題が生じることが多くなるそうです。
                      もちろん、あくまで、そういうことがあるよ・・・ということで、すべての方々がそうなるわけではありません。
                      親は一生懸命その時その時対応していた結果だと、子供が成長していく過程で学び感じ取ることは可能でしょうし、趣味や仕事を通して自分はコレでいいんだ!と、気付かれる方も多くおられるでしょう。

                      夫は、その学びや気付きを得ることができなかったまま、年齢を重ねてしまったのだろうなあと、思いました。
                      彼は、ものすごく、
                      「嫌われて、捨てられること」
                      に、恐怖を感じています
                      厄介なところは、こちらが、
                      「そんなこと、思っていないよ」
                      と伝えても、ブラックホールに入った彼には、中々届かなくなることです

                      子供も、実は、この「嫌われて、捨てられること」が、とても怖くて不安です。
                      当たり前のことですが、大好きな人には、特にそうです。
                      だから、いつも伝えています。
                      「大好きだよ」
                      「大切だよ」

                      でも、本当は、どんな相手でも同じですよね。
                      やっぱり、好きな相手には、嫌われたくないし、関係を断ち切って欲しくない。
                      優しくして、優しくされたら、尚、幸せ。

                      みんな一緒なんだから。
                      自分だけじゃないって気付いて、夫や子供にも、
                      「嫌われたくない、捨てられたくないって、思ってもいいんだ。
                      臆病者とか、怖がりとかじゃないんだ。
                      普通のことなんだ」
                      と、思って欲しいです。
                      そして、いつか、
                      「自分から、大好きだよ、大切だよ、見捨てたりしないよって、伝えることの方が、不安に怯えることよりも気持ちが楽だし、嬉しいことなんだ」
                      と、気付いてくれたらなあと、思います。

                      それでも。
                      伝えても、どうしても、届かない。
                      暴力を使うこと(身体的、精神的、経済的、性的なものなどすべてを含めて)をやめない相手には、距離を置くことがあっても、仕方のない選択だと思います。
                      辛い、身を抉り取られるような選択かも知れませんが、一番大切なのは・・・命です。
                      命在ってこそ、色々な思いが生まれるし、できることがあります。
                      どうかどうか。
                      ご自分の心身をお守り下さいね
                      命を大切にして下さいね

                      今日も、長い文章を読んで下さり、ありがとうございました
                      まだ朝晩は、気温が下がりますので、くれぐれも心身お気をつけて下さいね
                      どうもありがとうございました




















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