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    カップルカウンセリングで陥りやすいもの・・・DVの場合

    • 2009.08.06 Thursday
    • 16:35

    私が、カップルカウンセリングを受けていて、このままではおかしくなるっ!!と、危機感を感じたことは以前に書きました
    それは、夫である彼への苛立ちを・・・何の罪もない子供に向けそうになったことでした
    カップルカウンセリングの先生方は、とても感じが良くて、私は大好きでした
    お話は、すべて理解しやすく、行うワークも新鮮でした
    ですから、体調が悪くなってきても、続けたくて続けていました
    きっと、私達夫婦に役に立つのだと信じていました
    しかし、実は・・・一抹の不安はありました。
    DVの本を読んだ時に、”DV加害者に対して、DV行為の反省を促すワークを一番最初に行わないカウンセリングは、DV加害者にとっては都合の良いものになる場合が多い”と、書いてあったからです。
    私達が受けたカップルカウンセリングでは、DVについて、
    「暴力は、どんな状況だろうといけません。それは許されないことです。相手が怖がれば、身体的暴力がなくても、それは、DVです」
    と、最初の面談で宣言して、それで終わりでした。
    DVについて説明されることは、ありませんでした。
    私は不安を抱えながらも、カップルカウンセリングを受け続ければ何とかなると思ってしまっていたのです
    お互いの長所、短所を書き出したり。
    毎日、お互いの良かった所を書いたり。
    日常生活のお互いの意見を正直に書いて、見せ合ったり。
    私はそうすることで、彼との理解が深まり、彼もDVに頼ることなくコミュニケーションが取れるようになるのではないかと、考えていたのです
    DV加害者でなければ、それは有効な手段であったでしょう。
    しかし、残念ながら・・・彼はDV加害者でした
    どれ程に私が心を開いても、熱心に課題に取り組もうとも、彼は見たいことだけを見て、聞きたいことだけを聞いて、やりたいことだけをやって、言いたいことしか言いませんでした
    カウンセリンブの場では、いつも彼は「いい子」でした
    病気の私に気を遣い、コミュニケーションに自信がなく暴れてしまう自分を反省し、男だからこうしなくてはという世間体に縛られながら、奥さんを幸せにしたいと窮屈な思いをしながらも健気に自分自身と社会と闘っている、繊細で優しく穏やかで心豊かな男性でした
    私は、そんな彼にとても違和感を感じていました
    そしていつもいつも、彼が困ったように微笑みながら、
    「奥さんが病気なので・・・仕方ないです。何とかしてあげたいって、頑張るんですけど、自分が不器用でうまくしてあげられなくて。奥さんにいつも悪いなって・・・」
    と言う度に、不愉快になりました
    どうして、私の病気の話に、いつもなるの?
    どうして、私の病気の話に最後は落ち着くの?
    私が何を話しても、彼の答えは、
    「奥さんが病気だから」
    「奥さんが具合が悪いから」
    「奥さんが丈夫じゃないから」
    という所にいくのです
    「だから、自分の主張を通して怖がらせてはいけないと思い、いつも我慢していました
    と、彼が、堂々と言った時には、呆れました
    カウンセラーの方々は、呆然とした私に、
    「旦那さんは、とても気を遣ってみえますよねえ・・・奥さんに。それだけ、思いやりを持っているってことですよね。違いますか?」
    と、言われました。
    「・・・そうですね」
    私は、頷くことしかできませんでした
    段々、何を話しても、彼の思う通りの結果しか導かれていかないのだと、気付き始めたからです
    この時に、DV加害者と向き合う難しさを痛感しました
    カウンセラーの方でさえ、こうなのですから。
    また、私の住む地域の女医さんも、彼と話して、私への態度を豹変させたこともあります
    カウンセリングをやはり受けていたのですが、そこへは二度と行けなくなりました。
    彼が女医さんと何を話し、どんな印象を与えたのかは知りません。
    しかしDV加害者が、DV被害者を追い詰めるためならば容易く周囲をコントロールできる能力に長けていることは、戦慄を抱く程に教えられました


    「おかあさんがもっと自分を好きになる本 子育てがラクになる自己尊重トレーニング」(北村年子著  株式会社学陽書房発行)
    最近、子供と遊びに行った施設で、何気に手に取り、読んだ本です
    とても良かったです
    子育てをしているお母さんには、もちろんですが・・・DV被害に遭った私にも・・・優しく響くメッセージがいっぱいでした。
    この中で、腹式呼吸が紹介されていました。
    ラクな姿勢で、背筋を伸ばします。
    まず、お腹の中の空気を口から、全部吐き出します。すべてお腹の中のものを出すイメージです。
    次に、おへその下あたり(丹田)にを意識します。今度は口からではなく、鼻から息を吸って、鼻から息を吐きます。この時は、お腹が膨らむことと、お腹が引っ込むことだけを意識して感じます。
    呼吸に慣れてきたら、本番です。吐く時に、自分の中のイライラやクヨクヨが出て行く感じで吐きます。吸う時は、キラキラの綺麗なイメージが入っていくイメージを抱きます。
    私は、最後のこの段階で、鼻から小さな小さな彼のイメージを出すことを意識しました
    いきなり、大声を出して威圧したイメージの彼を出そうとしたら、胸が苦しくなり、どう頑張っても小さくならなくて辛くなってしまったので、怖い彼を小さくすることには無理に挑戦しないことにしました
    その代わり、
    「何で?
    と聞き返したり、聞こえよがしに、
    「これ、〇〇だね
    と皮肉を言ったり、
    「それはどうかな
    と軽く睨んだりした過去の彼
    を・・・鼻から吐く息と共に、小さい小人のイメージにして自分の中から追い出してみました
    「・・・おお、すごい・・・」
    驚きました
    溢れるくらい、出てきました。
    小人の彼のイメージの多いこと、多いこと。
    等身大なら、怖いかも知れませんが、小人になっているので可愛い感じです。
    しかも、消えていきます。
    その後、吸う時は、私は青空をイメージしました。
    爽やかな風と、美しい空と、白い雲。
    呼吸をした時間は、ほんの数分間でしたが、とても気持ちの良いものでした。
    この本の内容については、またご紹介しますね

     
    カップルカウンセリングで、優等生だった彼も、鼻から吐き出しました。
    少し俯き加減で指をいじりながら、目をウルウルと潤ませて、カウンセラーの方々をじっと見つめている彼です。
    彼のそんないじらしい姿を見れば、誰でも同情を寄せるだろうな・・・と思います。
    私も、その一人でした。
    でも、呼吸して追い出して、スッキリしました
    多分、同じように、困った部下とか、嫌味な上司とか・・・自分の中に入ってしまったネガティブイメージな人々、そしてもちろん自分自身の感情も、吐き出すことを意識するとスッキリするのでしょう。
    DV被害者である自分へのメリットは、私の中に巣食ってしまった彼の部分を少しずつでも追い出して、コントロールから自由になる可能性があるかも知れないという点です
    焦らずに、毎日少しずつ続けていきたいな・・・と思います。
    鼻から、ふぅーーーっと、DV行為をする彼が出て行きます。
    いつかは、すぅーーーーっと、DVとは無縁になった彼の笑顔のイメージが入る時がくるのでしょうか。
    今は、残念ながら想像もできません
    小人の困った彼が、ワラワラと出てくるばかりです



    評価:
    北村 年子
    学陽書房
    ¥ 1,470
    (2006-06)
    コメント:子育てに生かしたいという思いと同時に、自分を肯定できる力を取り戻したくて手に取りました。アタリ!な本でした♪

    週休5日制の夫婦と親子関係 DVの忍び寄る影

    • 2009.09.22 Tuesday
    • 22:23

    世間は、シルバーウィークですね
    五月連休のゴールデンに対して、シルバーと、ニュースで知りました
    祝日でもお仕事の方もみえたりするので、子供の通う保育所では、シルバーウィークの評判はあまり芳しくなく、
    「夏休みが終わったと思ったら、5連休なんて、信じられないっ!!」
    と、ゲッソリしているお母さんも少なくありませんでした
    思わずボヤいてしまうお母さんは、育児ノイローゼでも何でもなく、子供さんを大切に思い、心を込めて育ててみえるお母さん方です
    私の周りだけかも知れませんが、そうボヤくお母さん方には、ある共通点があります
     

    あるお母さんは、
    「旦那が、土日の休みのうち、一日は”俺の日”をくれと言うので、毎週土曜日、私は子供3人(4歳、2歳、1歳)を連れて、実家に行くの。
    思う存分、彼が一人を満喫できる日を一日作らないと、一週間すごく機嫌が悪いから・・・。
    実家が助けてくれるから、いいんだけどね」
    と、言っていました。
    あるお母さんは、
    「具合が悪くて休んでいたら、嫌味を言われて、腹が立ってしまったの。
    でも、私が具合が悪いせいで、彼に我慢を強いていたのかな・・・と思って、後から反省したの。
    実家は遠方だし、寝込むと、彼に負担が全部かかるから・・・いつも悪いなあと思っているのだけど、やっぱり嫌味を言われると、ムカついてしまって・・・。
    最近、彼が休みの日になると、具合が悪くなることが多くて、彼に”俺がいると思って甘えてない?”と言われて、ハッとしたわ。
    もっと、丈夫にならないとって、焦るんだけど・・・難しいの」
    と、話したことがあります。
    あるお母さんは、
    「家事を一通り終えて、ホッと一息ついて、遅めの昼食を食べて、テレビを付けていたら、夜勤明けの夫が起きてきて、
    ”あーあ、主婦はいいなあ、気楽で。昼間からテレビ見られて。俺も仕事辞めて、そうなりたいもんだなあ”
    と、言われたの。
    すごく悲しくなった・・・」
    と、涙ぐんで言ったことがあります。
    あるお母さんは、
    「何にもいらないから、優しい言葉を掛けて欲しい、ありがとうって、言って欲しい・・・そう、主人に思い切って言ったの。
    そうしたら、それだけはできないって、言われた。
    何で?って、聞いても、それは口にすることじゃないって、言われた・・・」
    と、言っていました。
    あるお母さんは、
    「掃除が行き届いていない時、ガミガミ怒鳴るの。
    おかずがイマイチの時、ブツブツ言うの。
    でも、綺麗に片付けても、何も言わない。
    美味しいおかずを出しても、黙って食べる。
    どうして、褒めてくれないの?感謝の言葉を言ってくれないの?って、聞いたら、
    綺麗に片付いた家や、美味しい御飯は当たり前だから。俺が家のローン払っているんだし”
    って、言われたの。
    何か、悔しくて悔しくて・・・」
    と、話していました。
    あるお母さんは、
    「会社で何かあると、すぐに分かるの。物凄い怖い顔して、帰って来るから。
    そうしたら、もう・・・大変!
    私のすることなすこと、すべて気に入らなくて、当り散らして・・・。
    言い返すとますます激昂するから、ハイハイすみません・・・って、聞き流している」
    と、ため息を深々と付いていました。
     
    先週末、夫に、私は聞きました
    「今の別居状態は、週5日、あなたは、ご実家で生活し、お仕事をし、息子としてパパママと団欒している。
    夜は、ジョギングしたり、本屋に行ったり、テレビ見たり、自転車いじったりしているって聞いた。
    残りの2日は、私達と過ごしているよね。
    土曜日の半日は、DV防止加害者更正教育プログラムに出掛けているけれども。
    週のうち、5日間は、私達と全く関わっていない。
    最初は寂しくて仕方がないみたいだったけど、最近は、あなたが楽しんでいるようにも見えるの。
    もしかしたら、あなたの”夫や父親”としての許容範囲は、一週間のうち、2日が限度ってことなのかな?と感じているんだけど、あなた自身はどう思う?」
    彼は、少し考えた後、
    「うん。正直、今の状態が、一番ちょうどいいし、楽」
    と、言いました
    そうかあ・・・彼の中では、私のパートナーであるとか、子供の父親である「自分」は、一週間のうち、一日半が、限度ということなのかあ・・・。
    正に、彼が私達家族のために尽くしたいのは、週休5日制が「理想」というわけです、現段階では。
    もしかしたら、週休6日制かも知れません。
    仕事して、お金を持ってくる方がエライ。
    金にならないことは、すべて価値がない。
    育児・家事は、誰でもできる簡単なこと。
    主婦は、仕事しているより、ずっと気楽なものなのだ。
    俺は仕事しているんだから、俺のための時間が優先されて当然だ。
    俺は家長なんだから、俺を癒すため、俺を満足させるために、家族は在ればいい。
    そうやって生きて、夫婦としての絆、家族としての時間を少しずつ失って・・・いつか、取り返しの付かないことになることに、どうして”夫”側は気付かないのでしょうか
    「もういい。働いて、お金さえ入れてくれればいい」
    と、割り切って”妻”側が考えて、”夫”側が仕事を辞めたら、
    「金の切れ目は、縁の切れ目」
    と、離婚に踏み切る
    そういうご夫婦は、これからも消えないような気がします
    時代は平成になっても、まだまだ・・・夫婦や家族の在り方に苦悩している人が、私も含めてですが、みえるのですね
    うーん、ということは。
    彼がそうなら、私も「妻」「嫁」「母」に対して、労働条件について話し合うべきかしら
    週休何日にするか決めた方がいいですかね?
    ・・・フゥ・・・






    勇気をくじくパターンとの付き合い方 DVと向き合いながら

    • 2010.01.07 Thursday
    • 11:27

    DV被害に遭い、自分の心を何とかしたくて、心理学やコミュニケーション学、夫婦について、家族についての一般的な本も読み漁りました
    で、余計に落ち込むことがあったりしました
    本に罪はないのです
    ただ、そこに書かれているアドバイスが・・・DVの場合だと、余計に傷付いたり
    「やっぱり私が努力不足なんだ・・・」
    と、自分を責めて辛くなったり
    「やっぱりどうにもならないことなんだ・・・」
    と、絶望視したり
    そういう落とし穴に陥りやすいアドバイスが多いのです

    アドラー心理学では、問題解決する力を持つためには、自分は生きていていいんだ、自分自身に価値があるんだと、思っていることが必要だとありました
    そして、自分に価値があると思うためには、他者(個人でも、社会でも)への貢献が必要であり、また、それにより自分自身が勇気づけられることが重要だとありました
    しかし、世の中には、勇気づけてくれるどころか「勇気をくじく」人々もいます
    ある本には、その「勇気をくじく人」についての特徴が書かれていました
    「ものの言い方ひとつで自分も周りも幸せになる大人の心理術」(岩井俊憲著、明日香出版社、2007年)

    …阿下手
    悲観的(マイナス思考)
    2甬郢峺
    ず拮瑤悗里海世錣
    ザ寡檗ι埒へのこだわり

    この箇所を読んだ時、当時の私は、ガックリとうなだれ・・・しばらく動けませんでした
    まぁ〜さぁ〜にぃ〜、DV行為をする人の特徴と、ピッタリ当てはまる感じがしたからです
    そして。
    まぁ〜さぁ〜にぃ〜、私と、見事に当てはまる感じもしたからでした
    「聞いて、聞いて、こんなひどい目に遭ったのよ、気持ちを分かって、彼はこんなにひどいのよ!」
    と、世界中の人に話を聞いて欲しい、DVってこんな悲劇を招くと理解して欲しいと、躍起になり
    「どうせ結婚相手もちゃんと選べなかった私だし・・・どうせ離婚にも踏み切れない私だし・・・」
    と、何処までも悲観的に落ち込み
    「あ〜あ・・・昔の私に戻りたい。昔の私なら・・・昔の私だったら・・・」
    と、過去に縋りつき
    「あの時、あんなひどいことをしたくせに。今だって、あんなで、こんななくせに」
    と、彼がしたことを細かく思い出し、また探し出し
    「怖い思いをさせられたから、何も出来ない。信じられるものもない。もう、すべてが嫌になった」
    と、閉じこもり
    すべてが、グサグサと、我が身に刺さりました
    そして、
    「勇気をくじく人」との対人関係の原則として、この本に書いてあったのが、

     屬澆鵑覆帽イれよう」と空しい努力をするのはやめよう
    苦手な人間関係を「お仕事」と受け止めよう
    H稟修簇麁颪魎兇犬討皸娶として受け取ろう
    ぁ嶌念の事態はありえない」と開き直ろう

    でした。
    で、悲しいことに・・・私は、この箇所を読んでも落ち込んだのです
    「勇気をくじく人」「彼」だとすると、これらの原則はすべて・・・あまりにも悲しい現実を突きつけられたも同然に感じたのでした
    「彼から好かれたいと思って頑張ってきたのに、それは空しい努力だったの?好かれることを求めても、もう無理ってこと?」
    「彼と夫婦なのに、”お仕事”と割り切るしか、一緒にいられないの?」
    「彼から何を言われても、意見として受け取らなくてはいけないの?どんな態度を取られても、傷付くなって、いうの?」
    「自殺を思うくらい追い詰められることが何度もあるのに・・・”最悪の事態はありえない”って、どうやったら思えるの?そう信じて、”最悪の事態”を迎えたら、子供はどうなるの?どうしたらいいの?」
    残酷なことですが、DVに遭うことは・・・
    身体的暴力はもちろん、モラルハラスメントも含めて、勇気をくじかれることです
    そして、DV行為をする人と一緒にいるということは、常に「勇気をくじく人」と「共にいる」ということです
    人が生きていくためには、「勇気づけ」が必要だというのならば、DV行為をする人と一緒にいるということは、いつも「勇気を吸い取られている」ようなものです
    DV行為をする人は、「勇気づけ」を知りません。
    もしくは、知っていても実行しようとしません。
    何故なら、自分はすごい奴だと信じ込み、何もしないのに君臨している気分に浸り、それを理解しない人を敵だと決め付けているからです。
    「勇気」を持たないのに、
    「俺は勇者だ、世界のすべてを救える勇者なんだ、でも勿体無いから勇気を使わないだけだ」
    と、言い
    空っぽの勇気のない部分を隠して、沢山の鎧を着込み、勇者のフリをしているだけなのです
    では、生きるための「勇気」がないのに、どうやって生きているのでしょう
    人生を生きていく上での問題をどのように解決しているのでしょう
    すべて、周囲特に、DV被害者に肩代わりさせ、責任をかぶせ、そして、勇気を吸い取りエネルギーにしているのです

    ですから、私は、DVに遭遇している場合の原則は、

    ,△覆燭蓮⊇淑努力をしました。次は、相手が気付き努力する番です。
    苦手だ、嫌だな・・・と感じるあなたの感覚を大切にしましょう。
    H稟修簇麁颪鮗けていると感じたら、受け止める必要はありません。その場から離れましょう。
    ぁ嶌念の事態」を考えて、あなたの心身の安全を第一に考えることは、一番大切なことです。

    だと思います。
    この本自体は、とてもいい本です
    私も、DV経験を知らなかったら、このまま受け容れて、人間関係にとても役立てたと思います
    ただ、DVが特殊なことであるということを・・・私は、感じています
    「え〜?別に、そんなに構えることではないでしょう?」
    と、言われる方も、現実社会には、みえます。
    しかし、私は経験して、知りました
    「心して、構えるべき恐ろしいことが、DVです」
    と、いうことを

    そして、この本は、とても大切なことも教えてくれました
    それは、どんなに勇気を吸い取られる相手があったとしても
    私自身が、いつも勇気を忘れなければ・・・DVに負けないということです
    それは、いつも笑顔で元気でいるということではありません。
    何があっても、どんなにどん底にあっても、勇気を周囲から受け取る心を失わないこと
    そのためには、「ありがとう」と、どんな時も言える人であればいい・・・と、今は思うのです
    今は、これが精一杯の私ですが、スタートはここからでいいのだ・・・と、思うのです

    今日も読んで下さり、ありがとうございました
    あなたは、一人ではないです
    読んで下さる、あなたのおかげで、私はいつも勇気をもらいます
    本当にありがとうございます
    今日もよく冷えていますから、くれぐれも心身ご自愛下さいませ

    ドラマ「相棒」の元日スペシャルを録画して、見ました
    犯人が、自分が犯罪に走ったのはすべて自分ではなく、人のせいにしているのが・・・・・
    水谷豊さん演じる杉下右京さんに嫌味を言われていましたが、思わず殴りかかった及川光博さん演じる神戸尊の気持ち、分かるなあ・・・と、見ていました
    鼻息荒く、
    「僕が悪いんじゃない、彼女が悪いんだ!僕を受け容れないから!」
    「僕だって、すごい才能がある人間なんだ!なのに、閑職に追いやられて!」
    と、自分を正当化する犯人の鼻の穴に
    「おせちの黒豆、突っ込んだろか?」
    と、突っ込みしてしまいました











    こころのウィルスへの対応 DVと向き合いながら

    • 2010.01.09 Saturday
    • 00:28

    前回ご紹介した本に、「こころのウィルス」という表現が出てきます
    これは、「自分を受け容れられず、否定する心理」のことを指すそうです
    「こころのウィルス」は、もともと外部からもたらされます
    そして、その人自身の心に巣食い、深く沈みこみます
    毎日言われていたり、折に触れて繰り返し言われていた言葉はもちろんですが、精神的にショックを受けるような状況で言われた言葉も、残ります
    私の場合は、彼が爆発した時に発した、
    「お前の言い方は、何だ!!
    でした。
    今でも、耳に残っています。
    そして、「こころのウィルス」の恐ろしいところは、彼の言葉であり、彼の声であるものが
    いつの間にか、私の声になり、私の言葉になることです
    何かの折に、その声も言葉も蘇り、私を追い詰めます
    「その言い方は、どうよ?それでいいと思っているの?」
    不安を感じる場面に遭遇すると、その声は私を責めます
    すると、私は、うまく話せなくなります。
    「こんな私が、話しても・・・溝を深めるだけだ・・・」
    「私なんかが、理解してもらおうと頑張っても無理なんだ・・・」
    追い詰める声は、止まらなくなります
    そして、行き着くところは・・・。
    「どうせ、みんな私のこと何か、どうでもいいんだ。私を見捨てて、みんなだけ幸せになるんだ」
    と、いう卑屈の塊と、化します

    「こころのウィルス」は、これ程に恐ろしいものですが、作用はこれだけではありません
    例えば、明るい兆しが見え始めたことが在り、
    「そうだよね、これからは大丈夫だよね」
    と思ったとしても、
    「でも・・・今までも色々繰り返してきたから・・・
    と、否定を促してしまいます
    私の主治医が、
    「病気だから仕方ないことですが、心身症を患う方は、せっかく良くなってきたとしても、”今は安定しているけれども、でも・・・”と、また最悪の事態を予想したり、想像してしまう。そして、本当にそれを呼び寄せてしまうんですよ。不安があることは仕方がないことですが、僕は、先行きを悪い方向へ考えることはやめて欲しいと、いつも願っています」
    と、話されたことがあります
    「こころのウィルス」の作用と似た話ですよね。
    「こころのウィルス」は、必ず「イエス、バット(Yes、But)」と、一度は前向きに働きかけた気持ちを再び後ろ向きにさせてしまう、作用を促進させてしまうのです
    さらに厄介なことに、その作用を増殖させる力をも持っています
    正に・・・最悪のウィルスなのです

    DV被害に遭うということは、この「こころのウィルス」DV加害者から感染させられることではないでしょうか
    毎日言われたり。
    折に触れて繰り返し言われたり。
    精神的にショックを受けた時に放たれた言葉であったり。
    「お前の言い方は、なんだ?」
    「俺が何を言っても、信じてくれないんだよね」
    「思うだけじゃ、どんなに頑張っても無駄なんだ」
    「奥さんも、俺を見捨てるんだ。親や先生や友達と同じだね。どうせ、俺のこと何かどうでもいいんだよね。俺は一人ぼっちなんだ」
    彼に言われた一つ一つの言葉は、いつの間にか私の心に奥深く沈み込み・・・「こころのウィルス」になり、今度は私が私自身を攻撃するようになっていったのです
    「今の言い方は、なによ」
    「私が何を言おうと、無駄」
    「私が頑張っても、何も変わりはしない」
    「どうせ、もう誰も理解なんかしてくれない。一人ぼっちなのよ。諦めろ、地獄から抜け出すことなんか、みんな私のこと何かどうでもいいんだから」
    そして孤独を深め、とことん落ち込んだ私が縋り、救いを求めるのは・・・いつも、彼でした
    トラウマティック・ボンディングに、こうしてよく落ち込んでいました
    で、また、彼から「心のウィルス」を感染され、ますます落下していく・・・という、悪循環を繰り返した日々がありました
    そこから抜け出すことは、本当に大変です・・・
    「こころのウィルス」対策は、DV被害においては急務だと感じます。
    まず、第一に「イエス、バット(Yes、But)」を止めることが、必要です。
    そのためには「イエス、アンド(Yes、And)」に、してしまいます。
    「そうだよね」
    「いいよね」
    「ま、それもアリだ」
    ここで、ストップにしてしまいます
    その後、
    「でもねえ・・・」
    と、続けないようにするのです。
    万が一、
    「でもねえ・・・」
    と、続けてしまった時は、
    「それでも、きっと大丈夫」
    「けど、何とかなるし、何とか出来る」
    「だけども、私はそんな見捨てられるような人間じゃないはず。きっと誰かは分かってくれる」

    と、もう一度、言い直します
    ストップした時、言い直した時、意識して背筋を伸ばすと、さらに胸に清清しい空気が入ったような気持ちになれることがあります
    この感覚を掴むことが出来るようになると、少しずつ、本当に少しずつですが、「こころのウィルス」に対しての免疫が出来ていくようになると思います。

    私が、勇気付けのために見つけた言葉は、「ありがとう」でしたが、「ありがとう」にこだわる必要もないと思います
    その方、その方で、感謝を思う心を伝える言葉は違っていいのだし、一番使いやすい言葉を使われるのが、一番心も和むと思います
    また、「今の自分」が、一番言われて嬉しい言葉、心地よい言葉、心が温かくなる言葉、勇気をもらえる気がする言葉を、人への言葉掛けに使うことも、大事だと思います
    言葉を相手に発しながら、その方自身も聴くことで、心に届いているのですから、きっと「その方自身」も気持ちが癒される気がします
    「ありがとう」が、苦手な方もみえて当然なのです・・・
    ですから、「ありがとう」を言えないと、ご自分を責めないで下さい
    それは、「こころのウィルス」がまだ消えていないだけなのです
    今は、「こころのウィルス」を追い出す免疫力を付けるために、好きな言葉、楽しい言葉、使いたいと感じる言葉を探すことをゆっくりとされていいと思います
    ありがたいことに、日本語は、沢山沢山、素敵な言葉があります
    だから、それらの言葉を使えば、人を勇気づけることはいくらでも出来ますし、そのことにより、自分自身を勇気づけることも出来るのです
    「すみません、いつも助けてくれて」を
    「あなたが助けて下さり、いつも嬉しく思っています」
    「ありがとう、お手伝いしてくれて!」を
    「お手伝いしてくれて、感激!」
    「ごめんなさい、心配ばかりかけて」を
    「いつも、勇気をもらいます。あなたが気に掛けて下さるその優しいお気持ちに・・・」
    どうか、諦めないで下さい
    あなた自身の勇気を取り戻す方法を・・・
    どうか、諦めないで下さい
    「心のウィルス」との闘いを・・・
    私も、へこたれても溺れかけても、諦めないでいこうと思っています

    DV加害者への「こころのウィルス」対策も急務だと思いますが、こればかりは・・・ご本人方が気付き自覚し、内省をしなくてはスタートできないことなので、難しいですよね
    これ以上、DV行為へ走る人を増やさないために、社会的に「こころのウィルス」増殖を防ぐ対応が必要かも知れません
    今日も読んで下さり、ありがとうございました
    日差しが差すと、少し暖かい気がしますが、まだまだ寒さ厳しいですね
    どうか、くれぐれも心身をご自愛下さいね






    不完全である勇気を持つこと DVと向き合いながら パート1

    • 2010.01.12 Tuesday
    • 11:22
    前回書いた「こころのウィルス」について、夫に聞いてみました
    彼自身は、
    「男らしくありなさい」
    「男の子なんだから」
    という「男」という言葉をいつの間にか「こころのウィルス」に感じていたと言いました
    また、
    「優しいね」
    という、褒め言葉も、あまりにも色々な人に言われ続けるうちに「優しくなければいけない」という「こころのウィルス」になっていったそうです

    私にも、覚えはあります
    「女なんだから」
    「お姉ちゃんなんだから」
    「しっかりしているよね」
    「色々なことに、気が付くよね」
    これらの言葉に対して、プレッシャーを感じるようになったのは、子供時代からだった気がします
    自分は、どう対処していたかな?と、一生懸命思い出してみました
    プレッシャーをそのまま受け容れていた子供時代から、少しずつ成長するにつれて。
    色々な本を読んだり、色々な人と関わることで、色々な考えがあると気付き。
    その中で自分が”いいなあ”と感じる考え方を選んだり。
    こういうことでいいんじゃないかな?と、思ったり、試行錯誤して「こころのウィルス」に対抗する力を身につけていたように思います
    「女なんだから」
    は、
    「確かに、性別は女性だけど、 ”女だから、こうすべきだ!”は、違う感じがするなあ。性別も個性の一つとして、考えられるようになれたら素敵なのに。私の中の一つの個性が、”女性”であると思えば、その個性を尊重する気持ちも芽生えるし、また長所・短所も客観的に考えられる気がする。
    女性だからって、みんな女性は同じなワケないんだし。”女なんだから”と、一括りにされるのは、私は、狭い思考だと思う」
    と、思い到ったり
    「お姉ちゃんなんだから」
    は、
    「確かに、姉は姉なんだよね。この言い方、カチンとくる時もあるけど、それでも励みに感じたり、信頼されている、頼りに思われていると、誇らしく感じることもあったりする。この言葉を言われる時は、我慢を強いられることがほとんどだけど、今度からは我慢できた自分を褒めるようにしてみようかな。年上だから、仕方ないこともあるもんね」
    と、割り切ることを覚えたり
    「しっかりしているよね」
    「色々なことに、気が付くよね」
    は、
    「う〜、言われて嬉しいけれども、最大のプレッシャーだよ、これはッ!学校だろうが、職場だろうが、家庭内だろうが、友人関係だろうが、常に、しっかり者で気配り出来る奴じゃないと、私じゃないみたいに思われるんじゃないか?という大きな不安が押し寄せるよぉ〜!
    でも、無理!頑張ったって、ドジる時はドジるし。自分がテンパッている時に、相手を悟ることなんて出来ないよぉ。だから、時々は、そう出来るかも知れないけれども、いつもは無理だと思うしかないよね」
    と、開き直りをすることにしたりしていました
    有難いことに、親しい友達であればある程、
    「あなたは、しっかりしているように見えて、抜けているところがあるよねえ」
    「クソ真面目に見えて、物凄く大雑把でいい加減で、こっちがヒヤヒヤすることがある」
    「とても現実主義のイメージだけど、空想?妄想?するの大好きだよね。ついていけねぇーよ、わたしゃ」
    と、言ってくれる人間になっておりました
    多分、友達は褒め言葉として言っていなかったと思うのですが・・・
    当時を思い出す「今の私」には、最高の褒め言葉だと思うのです
    それは、当時の私自身が、「抜けているところ」や「大雑把でいい加減」なところや「空想、妄想大好き」なところを否定したり、拒絶したり、隠蔽していなかった証だと思うからです
    少なくとも、「完全な自分」だけを愛していなかったということが伝わるからです
    自分自身のしょーもないトコロも、「ま、これも私だ」と、苦笑しつつも大切に思っていたと感じるからです

    DV被害に遭うと、残念ながら「不完全な自分」を愛せなくなります
    DV加害者により、「完全であること」を常に求められるようになるからです
    「完全であること」をことあるごとに強要され、「完全であること」を為すために調教され、「完全であること」を目指すようにプログラミングされていきます
    それは、すべてDV加害者が「不完全な自分」を受容し、愛せないからなのですが・・・
    DV加害者は、自分が「不完全であること」を許しません
    受け容れられません
    自分は「完全であること」が、当然であり、それは決定事項なのです
    しかし、どんな人間でも「完全であること」なんて、無理です
    ドラマ「救命病棟24時」で、江口洋介さん扮する進藤先生の台詞に、
    「有り得ない、完璧な人間なんて」
    と、ありましたが
    その通りだと思います
    「完璧」とは、欠点がないことです。
    「完全」も「完璧」も、欠けているところが一切ないことです。
    DV加害者は、そこを目指しています
    目標を持ち、目指すことは素敵なことですし、そのために努力し、頑張ることは素晴らしいことです
    しかし悲しいことに・・・DV行為に走る人は、「不完全な自分」をまず認められません
    ですから、
    「俺は完璧なのに、どうして努力しなくちゃいけないんだ
    とか。
    「本当は僕は認められるべきなのに、どうして誰も理解してくれないんだ
    と、なります。
    スタートが、そうなので・・・進むべき道も見えません
    スタート地点で、どうしてどうして?と、グルグル回るだけだったり、イライラと地面を蹴ったり、ポケットに手を突っ込んだまま悪態をついて、舌打ちばかりしたり
    そうやって、時間だけが過ぎていきます
    で、「完全であること」にたどり着きたいのに、たどり着けないまま、不満だけを募らせていきます
    本人は気づいていませんが、無意識の「自分」は、知ってしまっています。
    「そのままじゃ、いつまでも、理想の自分になれないよ。スタート、ちゃんとしなくちゃ」
    と、メッセージを送っています。
    だからこそ、不満が募るのです
    しかし、そのメッセージを聴くということは、「不完全な自分」認めることになります。
    「不完全な自分」だからこそ、彼らの理想である「完全であること」を目指して、スタートを切らなくてはいけない、ということになるからです。
    それは、耐えられない屈辱です
    何故なら、自分は「完全であり、完璧である」はずだからです
    結果、その証として、何を求めるかというと・・・・・「パートナー」「完全であること」です
    「完全であるパートナー」を支配下に置けば、自分は「完全で完璧な王様」になれると思うのです
    優秀な部下を持てば、自分も優秀な上司の気分になった・・・というよりも。
    躾けの行き届いたペットを飼えば、自分も立派な飼い主になったような気分の方が近い気がします

    でも。
    もう一度、進藤先生の台詞を登場させてしまいます。
    「有り得ない、完璧な人間なんて」
    私も、そう思います
    理想を目指すことは、ご自由ですが
    スタート地点からズレているのは、いかがなものかと・・・
    加えて、自分ではなく、人に対してそれを強要するのはいかがなものかと
    ですから、DV被害に遭われた方々に、どうかどうか・・・心からお伝えしたいのです
    「完全や完璧じゃなくて、いいのです」
    「とてもとても難しいと思うのですが、まず、”不完全な自分”であることを許す勇気を・・・少しずつ、少しずつ取り戻しましょう」
    と・・・
    あなたは、あなたのままで良かったのです
    これからも、あなたは、あなたのままで良いのです
    「今のあなた」をスタートにして、すべては始まるのです
    今日も読んで下さり、ありがとうございます
    太陽が差し込んでいなからか、一段と冷えている気がします
    どうかくれぐれも皆様、心身をお大事になさって下さいね












     


    それって、DVかも・・・と、思う瞬間

    • 2010.03.29 Monday
    • 22:43
    春休みも、ようやく半分越えて、園が始まるのが待ち遠しいです
    子供が、どうのこうのっていうよりも、私の体調がまだ整っていないので、一人で休む時間がないと、どうしても心身の疲れがどんどん溜まっていってしまいます
    つくづく、
    「気は持ちよう」
    とか、
    「考え方次第」
    とか、
    「自分が変われば、すべてが変わる」
    とか、確かにその通りのこともあるけれども、どうにもならないこともあるのだと思います

    最近、こんな話を聞きました
    「旦那に、”お前は、感謝が足りない”って、言われたの。
    あまりにも怒りが込み上げて、私、吐いてしまったの・・・」
    彼女は、相談・・・というよりも、話を聞いて欲しいようだったので、うんうん・・・と、聞いていました
    「お金のこととか、色々なことで言い争いになったんだけど、私が話し合いたいことから、どんどんズレていって。
    向こうの方が、営業関係の仕事しているせいか、口がうまくて。
    どんどん言い負かされていくのね。
    で、違う、違う、流さないで、私が話したいことは、そうじゃないって言ったら、
    ”お前は、感謝が足りないんだッ!”
    って、一喝されて・・・。
    すごく怒りが込み上げてきて、彼に伝えたいんだけど、伝えれば伝える程、私が悪いってことにされちゃうから、どんどん気分が悪くなって、気付いたら、ゲエゲエ吐いていたの。
    それで、少し頭を冷やそうと思って、私は、外へ出て歩いてきたの。
    夜中だったけど、近所を一回りして、冷静になろうと思って。
    で、帰って来たら、旦那、グウグウいびきかいて寝ていてね・・・。
    もう・・・怒りを通り越して、悲しくなって・・・ずっと、気が重くて暗くて、何もやる気が起こらないの・・・」
    私は、頷きながら、彼女に言いました
    「分かる、分かるよ・・・。
    何かさ、真面目に話し合いたいだけなのに、噛み合わないんだよね」
    「そうそう」
    「しかも、何か、どんどん誤魔化されていくような気がしてきて、悲しくなるんだよね」
    「そうそう!違う、今は、そのことを話しているんじゃないだろう?って、思うことを持ち出して来たり、論点をズラされていって、冷静に話をしたいのに、どんどん感情的に追い詰められていくの」
    「分かるよ・・・。段々、諦めていくよね。話し合うことを」
    「そうなの!それで、こんなことを繰り返していくことが、もう嫌で嫌でたまらなくなる。疲れるし、辛いし、気分が暗くなるし、身体は重くなるし」
    「繰り返す、自分も嫌になるしね」
    「そうなの!相手もムカつくけど、毎回毎回、同じことを繰り返す、自分自身にも腹が立つし、自分を責めちゃうし・・・相手の挑発に乗る自分がたまらなく嫌いになってきちゃう・・・。
    しかも、しかもね」
    「うん」
    「それだけ苦しんで悩んで、眠れない夜を過ごしているのは、私だけなの!
    旦那は、グウグウ眠っているんだよ、いびきかいて!
    翌朝は、ケロッとして、何もなかったような顔をしていてさ・・・!
    妙に優しかったりして!
    私だけ・・・引きずっていて、馬鹿みたいじゃない?私だけが、おかしいみたいじゃない?気が狂いそうになるの、毎回毎回・・・」
    「辛いよね・・・それは・・・」
    「でも、誰かに言えば、みんなそうだって言うし。
    男は、そういうもんだって、言われるし。
    私が求め過ぎで、贅沢なんだって、言われるし」
    「それは、さらに辛いね・・・」
    「そうなの!そりゃ、私だけが我慢すれば、また日常に戻ることは可能なんだけど・・・。
    またいつかは、繰り返すんじゃないか?って、それが嫌なの」
    「そうだよね・・・。私は、我慢して繰り返して、病気になったよ。どうかあまり、頑張り過ぎないで・・・」
    「ねえ、あなたも、そうだったの?
    じゃあ、やっぱり、みんなそういうものなの?
    私が味わっていることは、普通のこと?
    夫婦なら、当たり前のこと?
    男と女なら、当然のこと?
    みんなが乗り越えている、普通のこと?」
    「私の経験と重なるのなら、もしかしたら、DVかも知れない」
    「え?」
    「旦那さんのこと、怖い?」
    「・・・・」
    彼女は、しばしの沈黙の後、言いました
    「新婚時代ね。喧嘩して、旦那に手を上げられたことがあったの。その時は、ボコボコにやり返してやったんだよ」
    彼女は、エヘヘ・・・と、笑いました
    「でも・・・」
    俯いて、ポツリと言いました
    「今は、”殺されるかも・・・”って、怖くて・・・やり返すこと何か出来ない・・・」

    私に出来ることは、彼女の話を聞くことだけ・・・でした
    もしも、DVであるのならば、DVを解決に導くのは、当人の方々だけです
    でも、話を聞くこと、私が彼女を思っていると伝えることで、少しでも励みになれば・・・と思います
    一体、どれだけの女性が、DVと気付かずに、苦しんでいるのだろう・・・と、思います
    どうかどうか、少しでも・・・DV被害に苦しむ方々の心の痛みが、和らぎますように
    心から、心から・・・お祈り申し上げます

    桜が、チラホラ咲き始めたというのに、この寒さ
    さすが、花冷えの季節ですね・・・
    先週、我が家に遊びに来てくれた、ご近所の2歳の坊やから、食べかけのおやつを差し出されました
    坊やの鼻からは、素晴らしい鼻水が垂れ流されておりました
    ティッシュでその鼻水を拭きつつ、
    「ありがとう」
    と、受け取り、お皿の上に置こうとしたら、ジーーーーーーーーッと見つめられ
    「後で、食べるね」
    と言いながら、にっこり笑いかけておきましたが、さらに身体をかがめてまで、私の手元に残るおやつを、ジーーーーーーーーーーーッと見つめられ
    観念して、パクリと食べました
    すると、ニコぉと、満面の微笑みで大喜びをし
    さらに残りのおやつも、すべて坊やは、わざわざ一口食べてから、私の口に放り込んでくれました
    おかげさまで、花冷えと風邪のダブルパンチで、週末倒れておりました
    皆様も、可愛い幼子の笑顔に根負けしないようにお気をつけて下さいね
    今日も読んで下さり、どうもありがとうございました
    くれぐれも皆様、心身お大事にして下さいね



    コミュニケーションで悩む時 DVが隠れんぼ?

    • 2010.03.31 Wednesday
    • 23:25
    休みともなれば、母子は、一日中顔を付き合わせる可能性が高まります 
    すると、母子共にストレスが高まってまいります
    で、どうするか?
    というと、お弁当やおにぎりを持って、外へ出かけます
    公共の遊び場へ行けば、そこは、同じような親子がいっぱい。
    子供は子供同士で遊べて、大喜び
    私は、交通事故の心配のない場所で、のびのび遊ぶ様子を見て、ホッと一息
    で、こういう所には、大抵、一人や二人、顔見知りの方に会ったりします。
    今日も、会いました

    子供同士が、同じ園の同じ学年。
    クラスは違うけど、時々、挨拶くらいは交わしたことのある方でした
    「春休み、どうされています?」
    その方が、尋ねられました
    「近所の友達の家に遊びに行ったり・・・私の実家に行かせてもらったり・・・動物園に行ったり・・・友達に遊びに来てもらったり・・・。
    私と家で遊ぶだけじゃ、体力消耗しなくて夜の寝つきが遅くなるので、困るんですよね。だから、日に当てるか、お友達を呼んで遊んでもらうか、しています。ハハハハ」
    私が、笑うと、その方は、顔を伏せてしまわれました
    「あ、あの・・・どうか、されましたか?」
    「・・・いいですね。お友達を呼んだり、お友達が来たり、出来て」
    「・・・お友達のことで、何か、お悩みですか?」
    「出来ないんです、私が、ママ友っていうものが。
    みんな仲良く話しているのに、その輪に入れないし、何て話しかけたらいいのかも分からない。
    すごく嫌でたまらないんです。
    何故か分からないけど、嫌なんです。
    でも、そのせいで、子供は休みの間、友達の家にも行けないし、友達を呼べない。
    私も、子供と一日中付き合わなくちゃいけない。
    悪循環だと分かっているのに、どうしてもダメなんです」
    「なるほど・・・」
    「こんなこと、話しても分かってもらえないでしょうけど・・・」
    私は、その方と目線を合わせて、言いました
    「分かりますよ。少し前の私も、そうでしたもの」
    「え?」
    「今でも、同じような時、ありますよ。
    夫とのコミュニケーションがグチャグチャになった時期がありまして。
    その時、普通のコミュニケーションの仕方、忘れてしまったんです。
    自分と他人との境界線が分からなくなってしまって。
    ある友達には、迷惑がられるまで、色々心配し過ぎて嫌われまして。
    そうなると、”ああ、私のやることなすこと、迷惑にしかならないんだ”って、自分に自信がなくなって、他の友達に相談を持ちかけられても、また嫌われるかもって思って、中々踏み込めなくて。
    今度は、冷たいっ!て、またまた怒られて。
    もう、どんどん自分に自信がなくなって。
    自分を責めて。
    人と話したり、人と関わること、どんどん怖くなりました」
    「・・・・私も・・・」
    その方が、唇をキュッと結んで、言われました
    「・・・私も、怖いんです。
    これで大丈夫かな?とか、これでおかしくないかな?とか、とにかく、基準が分からなくて。
    学生時代も、働いている時も、結婚前は一度も、こんなことで悩んだことなかったのに。
    友達とのコミュニケーションのことで、悩んだこと何か、一度もなかったのに。
    結婚してから、悩むようになって・・・。
    最近は、悩んでばかりなんです。
    怖いのに、このままでいいのか?って、また悩んで・・・」
    「悩みますよね・・・」
    「園の送迎の時も、他の方に話しかけるのも怖いし、話しかけられるのも怖くて、一人でポツンと子供達を眺めているばかりなんです」
    「ああ、分かります、分かります。私も、そういう時、あります」
    「でも、このままじゃいけないって、思うんです。
    子供のためにも、私が積極的にママ友を作らなくちゃって、思うんですけど。
    どうしたらいいのか・・・分からなくて・・・」
    「そのままで、十分ですよ。
    私も、そうでしたもの。
    人が怖くて一人でいたい時は、そういう時期ってだけで。
    ママの気持ちが落ち着いて、快復してくれば、外側へ心が向いて、少しずつ人が怖くなくなるようになりますから、大丈夫ですよ。
    今は、色々あって疲れて、いっぱいいっぱいで、友達作りどころじゃないんですよ。
    友達といることで、ストレスを発散できる方もいれば、一人でいることで、癒される方もみえるのですから。
    ゆっくりでも、波長の合うお友達は、ママ友でも出来ますから、大丈夫ですよ」
    その方は、ようやく、少しホッとしたように、微笑みました

    その後、子供のことや、園のことについての話はしましたが、家庭のことについては話題に上りませんでした。
    今日は、それでいいのだと思いました
    彼女がまた、何かを話したい時に、話を聞くことが出来る私でいたいなあ・・・と思います

    コミュニケーションの問題が、すべて100%DVだとは、私は、言いません
    でも
    「何故か、自分に自信がどんどんなくなっていく」
    「以前のように、人に話しかけられない」
    「前は、そんなことなかったのに、人と会うのが怖い」
    「友達と、うまく付き合うことが出来なくなってきた」

    そういうモヤモヤしたものを抱えて、悩み苦しみ
    「結婚前は、こんなことなかったのに」
    「彼と付き合う前は、違ったんだけど・・・」
    と、違和感を感じられるのならば、DVが隠れているかも知れません
    本人が気付かない限り、
    「もう、いいかい?」
    と、聞いても
    DVは、いつまでも、
    「まぁ〜だ〜だ〜よぉ〜〜〜〜〜〜〜〜
    と、隠れておりますから
    う・・・とても・・・厄介・・・

    今日も、読んで下さりありがとうございました
    私も、毎日、コミュニケーションは、奮闘中です
    ラジオパープルで、アサーティブトレーニングレッスンを聞くことが出来ます
    何かの手助けになれば・・・と思い、ご紹介しておきますね

    http://radiopurple.org/fc/


    どうか、皆様、くれぐれも心身ご自愛下さいね
    今日も、本当にありがとうございました



    気質についての本を読みました 

    • 2010.05.31 Monday
    • 11:19
    評価:
    ヘルムート エラー
    トランスビュー
    ¥ 2,310
    (2005-11-05)
    コメント:人間の個性についてのヒントが書かれています。教育や育児に関わる方が読まれると、とても参考になると思います。そして、人間は変わることは可能だけれども、本人が自己教育するしかないんだな、ということが、よく分かる本でもあります。

    「4つの気質と個性のしくみ シュタイナーの人間観」
    (ヘルムート・エラー、鳥山雅代訳、トランスビュー出版、2005年)

    この本は、前にも書いたことのある気質についての、別の本です
    気質は、ギリシャ時代に見出されたものですが、注目し、積極的に教育に取り入れたのは、シュタイナーです
    人間には、4つの気質があり、その人の個性として現れる気質が存在します。
    教育者は、子供の個性としての気質を見出し、健やかに伸ばすために努力すべき・・・ということが書いてある本です
    家庭でも、その子らしさの気質を殺さないで、健やかに成長出来るようにしていって欲しいと書いてあります

    子供は、頼もしく素晴らしい特徴を持っています
    相手の行いを鏡で見るように、自らに当てはめて、考えたり感じることが出来ます
    そして、自己修正していくことが出来るのです
    しかし、大人は、もう出来ません
    「自分は自分」「人は人」と、区別して考えたり、感じることが出来るようになっているからです。
    ですから、同じ気質の人の困った振る舞いを見ても、
    「ああは、ならないようにしよう」
    と、自然と思い、そのように学び取ることは大変難しくなります。
    無意識に思い、学ぶことが出来ない大人は、意識して、自己教育するしかなくなります

    積極的ですが、怒りっぽい胆汁質は、地雷原を踏むと、カーッと爆発し、手がつけられなくなります
    しかし、一度爆発した後は、反省します
    反省し、後悔しますが、また爆発します
    シュタイナーは、胆汁質が怒りを爆発させる時、周りの人間を巻き込むことはひどい迷惑を撒き散らす行為だと、忠告しています。
    そして、怒りを向ける矛先を誰にも迷惑を掛けない対象にすること、うまくいかない場合にはどうするのか対処方法を考えてから行動に移すことを助言しています。
    しかし、DV加害者のように、「誰にも迷惑を掛けない対象」自分のパートナーや家族にすることは、言語道断です
    してはいけない行為であり、選択です
    ですから、DV行為をしてしまう人は、怒りの発散方法などを学ぶ前に、「誰にも迷惑を掛けない対象」をどうしてパートナーや家族にしてしまうのか、そこをきちんと見つめ直し、自分の中の偏りに気づかなくてはいけないと思います
    胆汁質だから仕方がない、火山と同じだから仕方がないのではなく。
    怒りの矛先をどうしていつもいつも、パートナーや家族に向けてしまうのか、とことん追求すべきだと思います。
    そこを自分自身で考え、見出さなければ、DVはなくならないと思います。

    真面目だけど、悲観的な憂鬱質は、その気質を極端に強めてしまうと、これまた手がつけられない状態になります
    自分は、常に犠牲者だと信じ込みます。
    自分は、周りからいつもひどい目に遭わされると信じて疑いません。
    自分の個人的な苦しみばかりに目がいき、他の人の痛みとか苦しみには目を向けません。
    他の人のことを心配したり、思いやったとしても、最後は必ず自分のところに目を向けてしまいます。
    本の中で、一人暮らしのおばあさんに同情を寄せる憂鬱質の例が出てきます。
    「あのおばあさん、一人暮らしで寂しくないのかな?
     買い物の荷も、重そうで大変そうだな。
     どうして、家族の人が様子を見に来ないんだろう。
     ああ、自分も一人になったら、あんな風になるのかなあ、イヤだなあ」
    と、こんな感じです。
    結局、一番かわいそうで、心配なのは、自分になっています。
    そして、おばあさんを助けようとしない家族を批判しています。
    極端な憂鬱質になると、
    「どうして、他の人がやらないんだろう」
    「どうして、他の人はこうなんだろう」
    と、いつも人のせいにするようになります
    シュタイナーは、ここから抜け出すのは、ただ一つ。
    行動に出ることだと、言っています
    おばあさんが気になるのならば、自分が動いて、買い物袋を持ってあげればいいのです。
    もしくは、声を掛けてみればいいのです。
    この考え方は、「箱」の時の話とよく似ていますよね
    自分が、誰かのためにしたいと思った気持ちに逆らわず、行動に移すだけでいいのです。
    憂鬱質の唯一の自己教育は、動くということです。
    カラに閉じこもる自分を変えられることは、誰かのために動く、助ける、ということしかないのです。
    しかし、この考え方は、DV被害者に当てはめることは早計だと考えます
    DV被害者は、それまでさんざん、自分を犠牲にして、他者のために動いてきました
    自分よりも、他者を優先し、他者の気持ちをくみとり、行動してきました
    ですから、自然に、
    「〜してあげたいな」
    と、思うまで、誰にも何もしなくていいのです。
    むしろ、自分に、
    「何をして欲しいかな?」
    と、聴いてあげることが、大切だと思います。
    DV加害者にこそ、シュタイナーの助言を伝えたいです
    自分、自分、自分じゃなく、人のために何が出来るのか考えてみたらいかがでしょうか?
    世界で一番かわいそうな犠牲者は自分だと思っている殻の中で、一生暮らすつもりなのでしょうか?
    「世界で一番かわいそうな犠牲者」と、自分のことを考えるということは、世界で一番守ってもらい癒してもらい構ってもらうのは、自分なのだと「自分が一番エライと主張していること」と同じです
    多くのDV被害者の方が、涙を流し、自分自身を叱咤激励しながら、
    「世界で一番かわいそうな犠牲者」
    と思う「箱」「殻」の中から、何とか抜け出そうと、必死に道を探り、もがき。
    ご自分の力で、誰かと共感すること、誰かを思いやること、誰かの幸せを祈ることで、そこから抜け出す道を見つけ出し、気付き。
    健気に必死に、引きずり戻されそうな苦しみと闘いながらも、前向きに進もうと、「箱」や「殻」から決別しようとするというのに。
    どうしてDV加害者は、閉じこもったまま自分のことばかり考えられるのか・・・・不思議です。

    明日は、残りの気質について書きたいと思います
    今日も読んで下さり、ありがとうございました
    久し振りに、ボーッとテレビを見ていたら、氷室京介さんが、CMに出ていました。
    世代が分かってしまいますが、伝説のバンドBOOWYのヴォーカルの頃からファンでして
    CMを見て、あまりのカッコ良さに大口あけて・・・・呆けてしまい
    最後に去り際、笑みを浮かべるところでは、
    氷室、カッコ良過ぎるよッ
    と、叫んでしまい
    それだけに飽き足らず。
    テレビをガシッと掴み、
    「もう一度、氷室を出せッ
    と、叫びそうになりました
    いやあ、思いがけず、神様からご褒美をもらったみたいで、幸せでした
    生きていると、いいことありますよねえ
    冷えたり暑くなったり不安定ですので、くれぐれもお気をつけて下さいね
    ありがとうございました











    気質についての本を読みました パート2

    • 2010.06.01 Tuesday
    • 11:05

    2010601 002.JPG昨日に引き続き、

    「4つの気質と個性のしくみ
     シュタイナーの人間」
    (ヘルムート・エラー、
     鳥山雅代訳、
     株会社トランスビュー
     2008年)

    について、書きたいと思います

    胆汁質憂鬱質の他に、
    多血質粘液質があります。
    ほがらかだけどいい加減な面があるのが、多血質です。
    くるくると表情が変わり、好奇心旺盛で、じっとすることが苦手。
    コミュニケーションが大好きです。
    そんな多血質が極端になり過ぎると、集中することが出来ない状態になってしまいます。
    飽きっぽく、浮ついた、フワフワした人生・・・つまり、希薄で浅薄な人生になってしまいます。
    何故なら、自己の思考を深めたり、他者の気持ちを深く思いやることが出来なくなるからです。
    人間関係も何もかも、薄っぺらな、「今が楽しければ、それでいいじゃん」というものになるでしょう
    それはそれで楽しいかも知れませんが、他者から信頼される人間になることは難しくなると思います。
    多血質の自己教育の方法は、意識して集中することです。
    一日に、30秒から1分、目の前に見える光景の一つ一つに注目し、心の中で、その名前を言います。
    関心がないものであっても、目に入ったものを意識して、名前を言わなくてはなりません。
    そこが、ポイントだそうです。
    例えば、
    「赤い車が通った、茶色の犬が散歩している、ランドセルを背負った小学生が歩いている、ランドセルの色は、赤色と濃いピンクだ、風が吹いた、涼しい風だ、黄色の花が揺れている、飛行機が飛んでいく、大きなトラックがスピードを出して走っていった」
    という、感じです。
    これを続けることで、集中することが出来るようになっていくそうです。
    私は、今、心身症の影響もあり、物凄く集中力が落ちているので、リハビリ気分で、実践してみようと思います

    興味深いことも、書いてありました。
    多血質のパートナーを持つ憂鬱質は、多血質を束縛する傾向にあるそうです
    多血質は、すべての人を明るい気分にしたい、楽しくしたいと思っています。
    しかし、最愛の憂鬱質のパートナーは、そうすればそうする程、機嫌が悪くなります
    社交的な多血質の振る舞いが、気に入らないのです
    そうなると、多血質は、憂鬱質のご機嫌を治すために、どんなこともしようとします。
    しかし、いくら尽くしても、憂鬱質は批判や不平不満をやめません
    多血質の良さを素直に認めたり、誉めたりしません
    多血質は諦めて、自分を認めてくれる対象を他に探すようになります。
    それは、仕事だったり、気の合う友達だったり、趣味だったりします。
    「自分にも、悪いところあるし、求め過ぎてもいけないしね」
    と、憂鬱質のことを思い、そうしようとします。
    しかし、憂鬱質が極端だと、そのことすら許しません
    「自分は、こんなに暗い気持ちになっているのに、一人だけ楽しく笑ったり、幸せそうになる何て、ひどい」
    と、思うからです。
    多血質は、段々、手足を縛られたような状態になり、欝状態になっていくそうです
    もともと違う気質、個性を持つ人間なのだから、すべて同じでいよう、合わせようということが無理なのだと、この部分を読んで、改めて理解出来ました

    最後に、粘液質です。
    粘液質は、穏やかですが、やる気がありません。
    例えば、ぼんやり居間に寝転んでテレビをずっと見る(しかも、娯楽番組)が、大好きだったりします
    面倒くさいと、本を読まず、今の自分に満足しているので、アレをしよう、コレをしようと努力しようとはしません。
    食べることだけは大好きで、テレビを見ながら、お菓子を食べ続けることが一番幸せだったりします
    興味があることには、もちろん関心がありますが、興味の対象を広げようという発想に、中々進展しません。
    極端な粘液質になってしまうと、テレビの前から動かないで、ひたすら食べ続ける人生になってしまうかも知れません。
    そうならないために、シュタイナー粘液質の自己教育で勧めたことは、とことん退屈するということです。
    5000ピースくらいのパズル。
    しかも、絵柄が複雑でないもの。
    青空と海の風景のような、同じ色で、とにかく時間がかかるものが、いいそうです。
    あまりにも時間がかかり、退屈してきます。
    でも、最後までやります。
    完成させても、まだ退屈を感じないようなら、もう一度、バラバラにしてやり直します。
    これを繰り返すと、退屈している場合じゃない人生の場面に直面した時、フットワーク軽く動くことが出来るようになるそうです。

    バランスが取れた状態であれば、気質は、大人になると、二つの気質が個性として出るようになるそうです。
    そして残りの二つの気質は、表面に出なくても、極端に偏り過ぎないようにバランスを保つことをしてくれるそうです。
    私は、自分のことを振り返ってみました
    多分、私は、多血質胆汁質が、強いと感じます。
    暗いよりは明るい方が好きだし、人を楽しい気持ちにすることの方が好きだし、結構アレコレ興味を持つのが好きだし、思い立ったらすぐに行動したがるし
    ある程度までは我慢したり、待ったりするけど、待てないとなると絶対に待てないし、怒りを隠さないし、喧嘩を売って、敵を作ることもあるし
    うわあ・・・実は、落ち着きのない激しい性格だなあ・・・と、思いました
    でも、憂鬱質粘液質も、在るなあと思います。
    まだ、そう思える部分が在ることは、救いだなあと感じました。
    偏り過ぎていないという基準にもなるし・・・。
    DVによるコントロールが、自我の奥深くまで侵食していない証なのかも知れないからです。
    本来の自分らしさの源が、壊されていない、食い尽くされていないのならば、まだ人生やり直せるかも、私を取り戻せるかも・・・と、希望がわきます

    今日も、読んで下さりありがとうございました
    明日は、子育てと気質の話を書こうと思います
    子育てといえば・・・。
    夫が、子供と関わることも面倒くさいというニュアンスの発言をしたので、大ショックを受けました。
    が、
    「男の人なんて、そんなものでしょう」
    と、私の母に言われたことも、大ショックでした
    男女観だけでなく、尊重とか、責任とか、本当に色々な考え方があるのだなあと、思いました。
    母は、そういう男性を許容してこそ、女性として尊敬され、夫からも一目置かれる存在になるのだと考えているのだと思います。
    私は、そう努力して、父に尊重されるようになった母を敬愛していますが
    私は、同じ生き方は出来ないと感じるのです
    どんな辛い目に遭わされても父親を慕う我が子を・・・面倒くさいと言われて、傷付かない、怒りを感じない、悲しみを抱かないことは、私には、出来ません
    しばらく、いいお天気が続きそうですね
    夜は、まだ冷えるみたいですので、くれぐれも心身お気をつけて下さいね
    ありがとうございました















    本を読みました 夫婦、親子のDV被害

    • 2010.06.22 Tuesday
    • 12:32
    評価:
    グレゴリー・L. ジャンツ
    毎日新聞社
    ¥ 1,575
    (2002-10)
    コメント:夫婦関係だけでなく、親子関係のDVで傷付いた方にも、共感できる部分がとても多い本だと思います。淡々とした文章ながら、力強いです。

    前から気になっていた本を借りて読みました
    表紙の女の子が、手を差し伸べているのですが、すごく気になって
    一気に読みました。

    「あなたは変われる 言葉や態度に傷つけられた心を救う本」
    (グレゴリー・L・ジャンツ、白根伊登恵訳、毎日新聞社、2002年)

    特徴として、夫婦関係だけでなく、親子関係のDVについて、詳しく書かれています
    しかも、心理的虐待について、詳しく書かれています
    外側からは、絶対に分からない。
    本人さえも、まさかそんなことが起きているとは気付かない。
    心理的虐待の底恐ろしさが、淡々と、しかし、しっかりと書かれています

    「自分のこうむった虐待の程度を何らかの基準に照らして計ろうとするのはやめたほうがいい。
     長期にわたるいじめであれ、一回だけの衝撃的事件であれ、後々までの怒りや恨みを残しているなら有害であることに変わりはない。
     大切なのは、それが虐待であることを認識し、それがもたらした結果に対処することだ。
     自分の人生における虐待的なパターンに気づくことこそが癒しや回復につながるのである」
    (本書 P.20、4行目から8行目より)


    心理的虐待を受けた側は、
    「これが、虐待であるわけがない」
    「だって、愛しているのだもの」
    と、思います
    加害者側が、パートナーだったり、親であれば、当然の思いです。
    しかも、
    「これは、お前のためなんだ」
    「愛するから、言うんだよ」
    と言われれば、そうなのか、と思い込むことも当然です

    その思い込みを疑うことは、とても勇気が要ることです。
    また、悲しい現実を知ることでもあります。
    しかし、虐待は、する側に問題があることを忘れないで下さい。
    される側が、問題なのではないのです。
    自分で選んだパートナーだけど、生んでくれた、育ててくれた親だけど、愛しているけれども、虐待行為をする人だったんだと、認識することは、大切です。
    そして、自分が受けていたことは、心理的虐待であり、精神面・身体面に、多大な影響を受けているところは、何処か。
    一つ一つ明らかにしていくことは、これからの人生のために必要です。
    本当に辛く重いことなのですが・・・とても大切なことなのです。

    本の中には、言葉で傷つけるタイプとして、
    うるさく干渉する人、いつも正しい人、裁判官、こき下ろし屋、お笑い芸人、罪を着せる人、歴史家が、紹介されています。
    うるさく干渉する人は、とにかく何でも自分の思い通りにしないと気が済まない。すべてに口を出します。思う通りになるまで、口を閉じません
    いつも正しい人は、とにかくいつも自分は正しいと信じており、間違っていると分かっても認めません。無視します。そして、人の間違いは、バンバン指摘します
    裁判官は、とにかく自分が面倒と感じることは却下、やりたいと思うことは許可、自分の気分で法律改正もやりたい放題。自分にとって損か、得か?しかありません
    こき下ろし屋は、相手の位置を下げることにより、自分の位置を上げようとする。ひたすら、相手を落胆させ、へこませるためにしか、言葉を使いません
    お笑い芸人は、自分の優越感や不満を満足させるために、相手を笑いものにする。ジョークの対象にして、周囲を巻き込み、虐待と気付かせない。被害者が怒れば、「冗談も分からないんだから」と責めます
    罪を着せる人は、自分が負うべき責任を他者に背負わせてしまう。責任を転嫁し、罪もない相手にひたすら「お前のせいでこうなった」と、吹き込み、罪悪感を抱かせて償いをさせます
    歴史家は、自分の過ちは忘れるが、相手の過ちは決して忘れない。それだけでなく、脚色し捏造します。そして、それを攻撃の武器としていつまでも使い、相手の現在と将来を操ろうとします

    「言葉による虐待は再生をやめないテープレコーダーのようなものだ。
     何度でも、何年でも、延々とメッセージが流れつづける。
     それは、本人が好むと好まざるとにかかわらず、頭のなかで聞こえている。 
     だれもしゃべっていない静寂の時間に聞こえてくる。
     そして、岩を削る波のように、自尊心の土台を少しずつ崩していく。
     ちょうど生活騒音のように、はっきり聞こえるほどの大きな音ではないが、無視できるほどの小さな音でもない。
     不快なことではあるが、言語的虐待に対処する唯一の方法はテープレコーダーの音量を上げることである。
     メッセージの内容をしっかり聞き取って、いつだれがそれを吹き込んだのか突きとめるのだ。
     それから、健全な人間関係から得られる肯定的なメッセージや自尊心を高めるメッセージを録音しなおして昔の音を消去するのである」
    (本書 P.72、4行目から12行目より)

    どの心理的虐待も、嫌ですよね
    嫌だけど、ああ・・・自分自身危ういところだったなあと、感じるタイプがあります
    歴史家とか。
    「あの時、こう言った、こうした、ああした」
    と、夫に対して、よく言っておりました
    が、自分自身の言動に対して、反省する気持ちが常に在ったことは、救いです。
    自らを省みるということをしなくなった時、加害者への道を歩き出す感じがします
    気をつけようっと
    明日は、態度で傷つける人のタイプを紹介しますね

    先週のドラマ「ハガネの女」で、DVの正に、心理的虐待が取り上げられておりました
    フラッシュバックを恐れながら、録画したものを見ましたが、何とか大丈夫でした
    「俺に求めるな!提案するな!条件を出すな!」
    と、怒鳴りながら、旦那さんが、机のものを落としたり、物を投げ散らかす様子は、ひどい時の、私の夫そっくりでした
    あの時を思えば、夫は、よく努力して頑張っていると思います。
    また、自分自身にも、ちょっと感動しました。
    あんなことが繰り返されてきた日常を、よくぞ生き延びてきたなあ・・・・と
    映像で見ると、いかに異常なのか、分かります。
    我が身に起きている時は、「自分がそうさせてしまった」という思いでいっぱいで、異常なことだとは気付いていませんでした。
    彼が、おかしくなる→私が、そうさせている→だから、私が何とかしなきゃ、みたいな。
    ドラマで暴れる旦那さんを見て、しみじみ思いました。
    「暴れる方がおかしいんだよねえ・・・」

    ドラマの中では、子供さんに笑顔で、
    「お前のやりたいようにすればいい」
    と言っておいて、子供さんが塾を休むと、ひたすら壁を叩き、
    「俺は、本当は不満なんだぞー」
    と、アピールし、子供さんが怯えて、塾に行く・・・と泣く場面もありました。
    この時も、しみじみ、
    「言いたいことを隠して、察しろってアピールする方が、おかしいんだよねえ」
    と、呟いてしまいました
    奥さんが離婚するというと、ベランダの柵に上り、
    「死んでやる!」
    とも言っておりました。
    ビックリして奥さんが、離婚を取り下げると、平然と柵から下りて、
    「俺を追い詰めるような真似はやめてくれないか?」
    という場面も。
    「死を引き合いに出して、言うことを聞かそうとする方がおかしいんだよねえ」
    と、思いました
    偶然なのですが、ドラマの中の旦那さんの口癖が、
    「妻は心を病んでいるのです。病気なので仕方がないのですが」
    で、うわあ・・・色々思い出すなあと、笑ってしまいました
    うんうん、そうそう、彼もよくそういう悲しげな節目がちな表情で、他人様に、そう言っていたよ〜とか。
    本当に、そっくりで、やだあ、みんな、言うことは同じなんだねえ!とか、盛り上がっていました。
    いやあ、あの時を思えば、夫はすごい頑張っているなあと、しみじみ思います。
    ドラマの結末は、とても悲しいものでしたが・・・
    DVの見えにくい、心理的虐待を取り上げて下さり、感謝を感じました。
    でも、DVという言葉が出ないまま、「病的な自己中心的なジキルとハイドのパパ」で終わってしまったことが残念です。
    ハッキリと、DVという言葉を使用して欲しかったなあと思いました

    今日も、読んで下さりありがとうございました
    ジメジメで、体調も崩しやすい時季ですね
    皆様、くれぐれも心身お大事になさって下さいね
    ありがとうございました













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