子供の心の栄養となったもの・・・DVにめげずに

  • 2009.07.07 Tuesday
  • 20:37
評価:
ひぐち みちこ
こぐま社
コメント:声に出して読むだけで、気持ちが安らぎます

評価:
マーシャ=ブラウン
偕成社
コメント:迫力もありますが、とても絵が綺麗で繊細なのです

評価:
島田 ゆか
文溪堂
コメント:シリーズのうちの一冊です。このシリーズはどれもお勧めです。

絵本の読み聞かせは今でも続けていますが、夫の精神的DVが強まり、母子共に辛い時、心の支えになった絵本が、何冊かあります
 
「いいきもち」は、地面に転がった一粒の種から始まる、命の賛歌です
といっても、仰々しさや大袈裟な表現は一切なく、とても自然に緩やかに、深いことを優しく語り掛けてくれています。
読み聞かせで、繰り返し声に出して読んでいるだけで、自分の身体にも光が差し込んでくるような・・・そんな本当に気持ちのよいご本です
読んでいる私も気持ち良く、穏やかな気持ちになりましたが、聞いている子供も、安らいで光に包まれているように、うっとりとした気持ちになれる絵本です
声に出して読むことの力を、改めて教えて下さった本です。
きっと、言霊に優しさがすべて注ぎ込まれるように、作者の方が心血を注いで、言葉を紡いで下さっているのだと感じます
 
「ちいさなヒッポ」は、迫力ある絵に、驚きました
が、よく見ると、とても繊細で美しい色使いがされていて、見ていて気持ち良いんです
この本は、是非、大声を出すことを楽しんで読んで下さい
私の子供は、お父さんとの間で悲しいことがあると、この本を読んでもらうことをとても喜びました。
そういう時は、ヒッポのお母さんが、ヒッポを守る場面が大好きです
私は読みながら、子供の心にこびりついた恐怖を、噛み千切って粉々にしてやるうッ!!という勢いで、声を張り上げていました
ですから、是非、声に出して読まれる時は、子供さんを自分が守るんじゃあ〜〜〜〜ッの迫力で、声を出してみて下さい
子供さん、喜びます
私は、いつも彼に大声を出されて不快な気持ちになることが多かったので、自分が大きな声を出すことに抵抗がありました
しかし、この本を読んで大声を出すと、すごくスッキリして、久し振りに爽快感を味わうことができました
読まれる時は、是非、日頃の鬱憤を晴らすためにも、クライマックスのお母さんかばの迫力あるページは、大音量で、
「グァオ、ヒッポ!グァオ、わに!」
と、吠えてみて下さい。
スッキリします
 
「バムとケロのさむいあさ」は、童話館さんの月に一度届く絵本とは、別に購入した絵本です
子供が小児科の待合室で見つけて、繰り返し繰り返し読むことをせがみ、図書館でも借りて読んだのですが、毎日何度も読んで読んで、と言うので
そんなに好きなら・・・と、返却期限も迫っていたので、思い切って買ってしまいました。
この絵本は、シリーズ化されています。
「バムとケロのにひようび」
「バムとケロのそらのたび」
「バムとケロのさむいあさ」
「バムとケロのおかいもの」
どの絵本もお勧めです
バムをお母さん、もしくはお父さんの立場、ケロを子供さんに当てはめると、育児中の方はさらに楽しんで読んで頂けるような気がします。
我が家でも、ケロちゃんの行動が、子供にそっくりなところがあり
笑うやら、腹が立つやら、ハラハラするやら、心からバムに同情したり、バム偉いなあと感心したり。
それでも、ケロちゃんの可愛さには叶わないなあ・・・と思います
子供は、ケロちゃんが大好きです。
「バムとケロのさむいあさ」は、家の裏にある池に遊びに行き、そこで凍り付いて困っているアヒルを助けるお話なのですが、インテリアやファッション、小物に至るまで可愛くて面白くて楽しめます
小さなキャラクターが、絵の中で、自分の物語を勝手に勧めているので、それを探して楽しむのも素敵です
ケロちゃんの行動が、あるある、こんなことやるよ・・・という、子供特有のものばかりで。
仕草までそっくりで、大笑いしてしまいます
私は、アヒルのカイちゃんがいなくなったと思い、うずくまって泣くケロちゃんのポーズが、子供と全くそっくりで、笑うやら切なくなるやら・・・このケロちゃんが、一番のストライクでした
 
子供の読み聞かせをしていると、子供に良い絵本は、大人にも良いんだな・・・・と、気付きます。
子供さんのためだけでなく、ご自分のためにも、絵本のページを開いて、声に出して読んでみて下さい。
結構、効果があります
あ、でも・・・。
夫にムシャクシャした少し前のある日
彼が仕事、子供が保育所に行き、一人になった時。
「ちいさなヒッポ」をボソボソ読み始めて
段々感情移入してしまい、どでかい声で、
「グワォ、ヒッポ!グワォ、ワニーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!
と、絶叫してしまい。
(いやはや、イメージ的には私がゴジラで、彼がメカゴジラで。噛み付いてブンブン振り回してるような気分になっちゃったんですね
「ひっ!!な、なんですか?
と、ガスの使用量のお知らせ(請求書)をドアのポストに入れて下さった方を驚かしてしまいました・・・
「す、すみません!!子供の絵本の読み聞かせの練習していました!!」
と、慌てて顔を出して謝りましたが・・・女性の冷たい視線・・・痛かったです(当たり前・・・
でも、それくらい弾けると、子供は喜んで聞いてくれるんですよね
人を脅かさない程度に、私は今も、子供に声を張り上げて読んでいます。 
 

私が、DVに遭っていることを知った友達が、わざわざ会いに来てくれたことがあります
彼女は、
「何も気付かないで、ごめんね」
と、涙ながらに抱き締めてくれました。
彼女には、今まで十分いっぱい助けてもらっていました。
話し相手になってもらうことはもちろん、彼との間のことでしんどいなあ・・・という時は、以心伝心のように、ふいに現れて、いつでも私を色々なところへ連れ出してくれました。
だから、彼女が謝ると申し訳なくて、私はどうしたらよいのか戸惑いました。
しかし、彼女の温かさに、戸惑いは消えていきました。
こんなに心配してくれているんだなあ・・・・。
有難いなあ・・・。
それなのに、私、危うく、こんなに思ってくれてる優しい友達を置いて、死のうとしたんだ・・・。
そう気付いた時、ゾッと、しました
本当に、死ななくて良かった。
幸運が重なっただけとはいえ、生きていて良かった、彼女を苦しめなることをしなくて良かったと思いました。
そして、人が自分を思いやってくれる温かさに、涙が出ました。
周囲に、DVのことを理解してもらうことは諦めていました
自分の心のケアのことも、プロの方にアドバイスは求めることはできても、自分で癒すしかないんだ・・・と、決意していました
私の両親にも、孫である子供を愛して支えて下さるだけで十分、私の気持ちを分かって欲しい何て、望んではいけないと思っていました
自分で頑張らなくちゃって、言い聞かせていました
だから、友達が私のために涙を流してくれた時・・・すごくすごく嬉しかったです
今も、キーボード叩きながら、泣いてしまっていますが(笑)
誰かが、自分のこと、思ってくれるのって、嬉しいですね
すごくすごく贅沢なことだけど、すごくすごく幸せですね
子供と見たNHKの番組で、歌が流れました。
八木重吉さんの詩に曲を付けたものでした。
 
 
心よ 
 
こころよ
では いっておいで
 
しかし
また もどっておいでね
 
やっぱり
ここが いいのだに
 
こころよ
では 行っておいで

<八木重吉詩集(愛蔵版)・著作者 八木重吉 編者 鈴木亨 発行所 株式会社白凰社 1969年発行>より
 
出かけた こころが、 戻ったような気がしました。
生かして下さった出会いと、優しい友達に、心から感謝します
読んで下さる皆様、いつもいつもありがとうございます







 



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