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    DV加害者と子供・・・我が家の場合

    • 2009.07.20 Monday
    • 01:02
    毎日暑いですが、空は、ハッとするくらい綺麗だったりしますね。
    暑さに体調を崩しがちなので、どうかくれぐれもお気をつけて下さいね
     

    夫がDVをしていると気付く前から、夫の子供への接し方で気になることは、多々ありました
    子供に対して、常に気を遣い過ぎること。
    彼が、とにかく子供が機嫌を損ねないように、いつもいつも神経を張り詰めていたのが、生後まもない頃から、おすわりするようになった時期まででした。
    泣かさないように、泣かさないように気をつけているのは、分かるのですが・・・赤ちゃんは泣くのが仕事なので、泣くなというのが、無理なのですよね
    寝かしつけの抱っこが、彼はどうしてもうまくできなくて、私がしていたのですが、
    「こう揺すって、ハミングするといいんだよ」
    と、教えても、できないのです。
    当時は、人には得て不得手があるから・・・と、思っていましたが
    DVと知り、彼の当時の言動を振り返ると、一つ分かりました
    私が、教えても・・・覚える気がなかったのです
    何故か。
    彼にとって、私は下々の立場なので、教えられるようなことがあってはならなかったのです
    また、子供が泣くことに神経を尖らせていたのは、彼の優しさもあるのでしょうが、それだけでなく。
    自分のコントロールがまだ効かない存在に、戸惑っていたのではないかと思います
    抱き方一つ取っても、当時の彼は、赤ちゃんが心地よい抱き方ではなく、自分が楽な抱き方をしていたのです。
    何度、私が、
    「こうやって、抱くと気持ち良さそうだよ?」
    と、伝えても、抱き方を覚えることはありませんでした。
    子供が活発に動き出したり、自我をしっかり出すようになってくると、
    「危ないから
    「怪我するから
    と、子供の背後にへばり着き、息が掛かるくらいの距離で、いつも子供の行動を見ていました。
    子供が歩き出すようになると、彼のへばりつきは、ますますしつこくなり、子供が一人で熱中して遊びたい時などは、お父さんを嫌がる素振りを見せるまでになっていました。
    「危ないから
    「怪我をするから
    が、彼の口癖
    で、子供が転ぶ前に抱き上げて守ろうとしていました。
    1歳のヨチヨチ歩きの子供が、彼が床に広げた新聞紙の上を歩けば、
    「新聞の上を歩くと、目が潰れちゃうんだぞっ、やめなさいっ
    と、大きな声で言い、それから15分くらい、ずっと子供にその話を言い聞かせます。
    絵本の上を歩いた時も、
    「本の上を歩くと、目が潰れちゃうんだぞっ、やめなさいっ
    と、大きな声で言い、それから15分くらい、ずっと子供にその話を言い聞かせます。
    そういう時は、驚くぐらい粘り強いのに、子供が遊びに夢中でいる時など、静かに見守るということが苦手で、
    「ああ、そんなことしちゃダメだよ!
    「ああ、そんなものいじっちゃダメだよ!
    と、どんどん取り上げたり、子供を抱き上げてしまったりします。
    そのアンバランスさが、私はとても不思議で、難しく感じていました
    2歳ともなると、子供の得意技はイタズラで、口癖は
    「いやぁー!」
    です。
    イタズラと言っても、本人は真剣に遊んでいただけだったり、親を困らせようとやったりしたことではなく、”これ、なんだろう”と夢中になっているうちにやってしまったことなので、頭ごなしに叱るわけにはいきません
    何でも”いやいや”言われることも、カチンとは、きますが
    私は、”いや”と言えるようになったんだ・・・と、実は、感動していました
    夫のご両親と同居している時期。
    子供はまだ5ヶ月くらいでしたが、驚くことをしたのです。
    この世に産まれて、まだ5ヶ月くらいしかたっていなのに、とてもいい子だったのです。
    泣き喚かない、我慢する、言うことを聞いておとなしくする。
    どんなに暑い日でも。
    汗で衣服がベトベトだろうと。
    オムツがグチャグチャだろうと。
    じっと耐える赤ちゃんだったのです。
    ご両親の前でも、彼の前でも。
    子供は、私を困らせるようなことはせず、とてもいい子でした。
    おとなしく従順で、
    「本当に、いい子だねえ」
    と、家族にべた褒めされていました。
    でも、私と二人きりだと、激しく泣き、泣きながらお乳を飲み、そのまま眠るような子供でした。
    無理をしていると、思いました
    サイレントベイビーという言葉を知ったのは、後からですが、まさしくそうだったのだと思います
    ですから、子供が子供らしく、やんちゃで明るく、イタズラをしたり、いやいやと駄々をこねるようになり、私はとても嬉しかったのです
    イライラする時も、もちろんありましたが、それでも、
    「自分を出せるようになって、良かったね。そうかーいやかあー」
    と、思わず微笑んでしまう日の方が多かったりしました
    呑気な私に苛立ち、子供の”いやいや”を快く思っていなかったのは、彼でした
    彼は、子供に何度も言いました。
    「お父さんは、いつもは笑っているけどね。お父さんだって、本気で怒る時あるんだよ。本気で怒ったら、どうなるか、お父さんも分からないよ。いいのかな、お父さん、本気で怒って?
    子供が段々怯えるようになり、私も気が重くなりました
    毎日、彼がその台詞を言うようになった時、
    「もうやめて。脅されているみたいで、私が気分悪い。子供にも、そういう言い方、良くないよ」
    私は、キッパリと言いました
    「いや・・・そんなつもりはないんだよ?脅すなんてそんな・・・誤解だよ?子供を躾けることは、親の役目だから、少しは厳しいことも言わないとって、思って・・・
    「躾けは、脅しと違うでしょ。口うるさく言う前に、親がきちんと挨拶したり、食事のマナー守ったり、背筋伸ばして生きていれば、子供は自然に真似るよ」
    「だからさ脅しじゃないって、言っているのに・・・どうして、そんな風に取るのかな
    「ちゃんと、子供のこと見てる?」
    「え?
    私は、前々から言いたかったことを言いました
    「子供を観察して、今、何を楽しんでやっているのかな?とか、そのまんまの子供を見ているのかってこと。
    子供が”いやいや”って、泣くなら、ああ今嫌なんだなって、思うこと。
    何が嫌なんだ?とか、また困らせる気か?とかいう、こっちの考えは置いておいて、嫌なんだなって、気持ちを受け止めてあげること。
    子供をそのまんま見ていれば、分かることでしょ?」
    「ちゃんと、見てるよ。観察してるよ。
    危ないことはさせないように気をつけているし。怪我しちゃ大変だから、目を離さないようにしているし。他の人に迷惑をかけないように、そのことだって十分気を配ってる
    「だーかーらー、そうじゃなくて、子供そのものを見ているかって、こと!」
    「だから、見ているってば。
    今だって、散らかしているのを邪魔せずに放っているだろう?!

    「散らかしているんじゃなくて、遊んでいるんでしょう。何を楽しんでいるんだろうって、ワクワクして見られない?」
    「散らかせば、片付けなくちゃいけないじゃないか!
    これが、彼の本音でした。
    彼は、子供が散らかすことが許せませんでした
    我が家は、彼の城です
    城を汚すことは、王様は許せません
    そして、王様に片付けさせることなど、あってはならない由々しき事態です
    彼にとって、私は彼のために生きることを許されたロボットであり、所有物です。
    子供は、従えと脅してもまだ従うことが不十分な未完成ロボットみたいなものです。
    人に見せびらかすアクセサリーくらいな使い道しかできません。
    どっちにしろ、私も子供も、彼にとっては・・・人間ではなく、物でした。
    彼がDV加害者更正教育プログラムを受講し意識の変化が見られるまでの長い間私と子供は、彼にとって、ずっと、「物」だったのです
    「物」扱いされてきた子供が、どんな苦しい経験をしてきたのか・・・。
    母親でありながら、私は、すべてを理解してあげることはできません。
    幼い子供が受けるダメージは、私の想像を超えるものだと思うからです・・・。
    親戚の子供同士の喧嘩は、いつも負けていました
    泣かされて、私の胸に飛び込んで来ました。
    きつい言い方や、強い口調で言われると、いつも泣いてパニックになっていました。
    保育所でも、友達に断られると、ずっと泣いていたと聞きました。
    友達に拒絶されると、ひどく傷つき、落ち込み、時に熱が出るようなこともありました

    子供の担任の先生には、すべてを話し、子供のフォローをお願いしました。
    子供は、私が彼に罵倒された翌日。
    保育所で、大泣きしたそうです。
    「おかあさんが、ないてる・・・!おかあさん!おかあさん!」
    眠っていて何も知らないはずの子供が、担任の先生の胸で、そう泣いたそうです。
    私は、自分が情けない、悔しい、腹が立つ、申し訳ない、ということよりも
    幼い我が子が、私を心配し泣いている姿を思い、震えました
    子供の気持ちがどれ程に辛くて、苦しくて、不安でたまらないか・・・それを思うと、震えが止まりませんでした
    涙も出ていましたが、拭う気持ちにはなれませんでした
    子供のことを思えば、流すだけ流して、私はあの子の前で、笑顔を見せないといけないと、強く思ったからです
    拭わずに、全部、涙を流しきるつもりで、泣きました
     
    DVは、子供が産まれてから、ひどくなる傾向が強いそうです。
    DV加害者が求めるのは、DV被害者が自分のことだけを考えて生きることなので、子供のことさえもDV被害者の中に入れさせたくないからでしょう。
    ですが、私は、子供が産まれてきてくれたおかげで、DVと知ることができました。
    妊娠・出産で、彼のDV行為がエスカレートしなければ、DVと一生気付かないまま、添い遂げて、私の魂は、生きる屍になっていたでしょう
    ですから、子供にとても感謝しています
    なのに、過酷な運命に巻き込んでしまった、この母を
    いつも無条件に愛してくれる子供
    だからこそ、私も、無条件の愛を注いで、あなたはあなたのまんまでいいんだよ・・・と、いつまでも伝えて愛していきたいです
    今、ここまできて、ようやく、彼もそうしようとしています
    彼が、変わり始めて、子供は喧嘩ができるようになりました。
    嫌なものは嫌と、友達にも言えるようになりました。
    DV加害者は、「物」扱いが得意で、大好きです
    でも、「物」扱いされていい人間は、いません
    人間は、人間のままでいいのです











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